都市鉱山世界一

さて最近は近所の小中学校でも「みんなのメダルプロジェクト」と書かれた黄色いボックスが設置されている光景を目にするようになったが、斯様に携帯電話やゲーム機、家電等からリサイクルした貴金属で2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック競技大会のメダルを作成しようとの活動が始動している。

当欄でこの件に触れたのは昨年の8月であれからいよいよ始動といった感じだが、先に物質・材料研究機構や北九州の会社等は試作品を作成済みで、廃家電からの回収量見込みもメダルを作成するのに十分足りる量を確保出来る見通しとなっているが、一先ず19年春頃までに金・銀・銅合計で約8トンの回収目標としている。

次期五輪のテーマは環境に重きを置いているだけに是非とも成功させて次へ繋げたいところだが、日本の日進月歩の先端技術を世界にお披露目し、メダリストの首にホンの僅かでも自身が提供した愛用品の一部がかけられるなど想像するのも夢がある。


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