機能性を謳う

さて、一寸立ち寄ったドラッグストアでは機能性表示を示すドリンク類がズラリと陳列されているのを見たが、この機能性表示といえば先週の日経紙夕刊一面で「フルーツも機能性売る」と題して、みかんや林檎、ブドウなどで機能性表示を目指しこれを届け出たり認められたりする動きのある旨が載っていた。

冒頭のドリンク類はこの制度が始まった直後からいち早くこれを届け出る動きがみられ、時同じくして野菜等もモヤシなどの一部が初めてこれを受理される動きがあったのを思い出したが、上記のリンゴなども抗酸化作用や内臓脂肪の蓄積を抑える効果のあるポリフェノールを推し昨年初めからこれを謳って販売し始めている。

特にフルーツの場合はドリンク類や野菜に比べ価格帯が高額になるだけにその付加価値を付ける意味合いは大きく、政府もこうした国産モノのフルーツや野菜の消費量が拡大し農家の収入増加につながるとみて届け出を増やそうとしている。一方で生鮮品はその特性から品質にばらつきが出る可能性がある点や届出受理までの時間等の問題が今後は課題となるか。


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