処暑

暦では立秋を過ぎもう秋であるが、本日は所謂二十四節気でいうところの「暑さが止むという」処暑である。

それにしては連日30度を越える暑さが続いているが、週末からは太平洋高気圧が東海上に退き、大陸から乾燥した移動性高気圧が北日本を中心に覆う見込みだそうでやや落ち着くか。

ただそんな中でもオフィスから外を見れば、都心でも蝉の声を背景に蜻蛉がやたらと目に付くようになった。

昨年の今頃は欧州でこんな光景を見ていたが、たまたま蜻蛉を見たのが湖畔の近くでそれはもう正にガレの作品そのもの、束の間の郷愁を誘うものであった。


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