旬の崩壊
ランチタイムには街中のレストランでも彼方此方「戻りガツオ」の文字がメニューに挙がるようになったがこの戻りガツオ、漁場の水温が例年より一度ほど高くなった影響でカツオの南下が遅れ今年は大遅刻という事である。
海産物関係では他にも熊本県沖の有明海での養殖海苔の種付けが海水温が下がらなかった影響で解禁が遅れ、これまでで最も遅い種付けスタートとなったとの報道があった。
今年は街を歩いていても彼方此方でいまだに紫陽花が咲いているのを見掛けるし、百貨店でも旬がずれ込んでいるようなものが少しずつ増えて来ているようにも思える今日此の頃、海外でも先週米エネルギー省が地球温暖化による気象の影響でエネルギーの供給困難の脅威が増すと警告しているし、ここからまだ幾つもの脅威論が出て来るのは必至の情勢か。