お宝放出

財務省が国庫に眠っていた金貨を競売する近代金貨オークションが週末に銀座で行われ、前々から目玉とされていた政府も一枚しか保有していないという明治10年旧2円金貨が従来の最高値を上回る3,210万円で落札された模様だ。

折りしも国の借金が過去最大になったと発表した財務省主催では今回が最後になるらしいが、これらの税外収入は50〜60億円に上るとの見通しを発表。

さてオークションといえば来月クリスティーズがニューヨークで開催するものにあの東大寺南大門の金剛力士像で有名な運慶の「大日如来坐像」が出品されるといわれているが、所有者が同意せず指定扱いになっておらず国宝級が海外流出する事になるかもしれないとか。

そういえば以前丁紹光の展示会に行った折に説明されたがこの手は中東の愛好家が原版から買占めてしまうので何時まであるか解らないとか、現代モノでもこれだから深く封印されている逸品は無数にあるだろう。


関連記事

この記事のハッシュタグに関連する記事が見つかりませんでした。

最新記事

カテゴリー

アーカイブ