急成長の影
本日の日経朝刊一面には写真付きで、昨日行われたパリの聖火リレーが妨害行為により打ち切られた旨が載っていた。
しかしまあトーチを消火器で消してしまうという暴挙をやってのけるのも凄いが、このパリに限らず直近のロンドンもそうだし、もともとのオリンピア遺跡で行われた採火式から妨害行為は頻繁に行われているという今回は何とも不穏な幕開けである。
一連の行為に対して中国側は抗議と非難を表明しているものの、依然としてパリの件一つとっても「無事に終った」との声明発表、塗り潰された新聞や繋がらないサイトやユーチューブまでこの有り様はどうだろう?
このネット時代の中で旧態依然とした報道封殺がどの程度の意味があるのか甚だ疑問だが、何時になったら自由と規制の矛盾が存在する社会の構造上の問題が解決されるのだろうか。