御節

もう師走も終盤に差し掛かりはや本日はクリスマスイブであるが、この期になると毎年恒例ながらいろいろなところから「御節料理」の案内も出揃い、大手の百貨店でもその受付が今日あたりで締め切りというところが多い。

さて、三年前の今頃も当欄で「御節」を書いたが当時は金田中あたりが10月中旬の初日で売り切れるなど景気も良かったが、今年は景気低迷に伴う消費不振やデフレの影響もあって、前述の高額品が落ち込む一方で低価格帯が伸びているという。

余談だがそんな中でイヤでも目立つのが、あのミシュランで星を取ったレストランがいきなり強気な価格設定になっているという点か。数年前まで他のレストランと同価格の設定でその内容を競っていたものだが、今年のパンフなどを見ていると大した内容でない物を此処だけ三倍近く飛び抜けた価格は滑稽な感さえ醸し出している。

ココが都心に出しているレストランもどう見ても自己満足としか思えないような仕上がりで、なにやら巨匠の名で鳴り物入りで登場したものの、連日超閑散で苦戦している某フレンチの道を辿りそうな感もするが、はて本日のイブは予約でしっかり埋まったのであろうか?

昨年には当欄で「星と驕りと・・」というタイトルでコメントしたが、これをフト思い出した一件であった。


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