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モラル

本日はライブドアの株主らが約21億の賠償を求める訴えを東京地裁に起こしていたが、来月にも二次提訴とかで今後続出らしい。

よくやるなという感じであるが、それはさておきココとコラボしたUSENの20日の急落は怪しいと見られても仕方あるまい。

引け後の発表をどう見ても織り込んでいる場中の動きがしばしば見られる新興系は、それなりに関係筋もナーバスな動きになって来ているが、こと狭い業界なんぞはファイナンス関係が筒抜けというのも普通である。

上場するもののこうした部分はポスト通りの発展途上なのだろう。


共存限界

本日は周知の通りで、東工取から東穀取まで主力銘柄全てがストップ安という商品全面安商状であった。

今迄各マーケットは不自然な相関関係の中にあっても上昇し続けていたが、為替や債券の流れが変り昨日の株式は今年最大の下げ幅を演じた。

上手く出来たものでその翌日には上記の通りの商品急落であるが、各マーケットの基調転換となった物は各々ファンダメンタルズの裏作用がどのように具現化して来るのかが重要なポイントになってこよう。


ターゲット層

日中都内の某ホテルにて打ち合わせをしていたのだが、そのフロアを眺めながら週末の日経紙に載っていたホテル改装ラッシュの記事が思い出された。

老舗系?では相次ぎ100億以上を投じての大改修らしいが、文中にはこの競争は外資系というより国内勢を意識しての物との幹部意見も見られた。

まあ明らかに客層とその嗜好は外資系と国内勢では相違すると思うが、昨今の外資系は宿泊・料飲の基本収益源に加えて、宿泊と同等程度のスパ等のプラスαという新しい形態の収益モデルが構築されている点は注目すべきところだろう。

もうひとつは空間、この辺は前者以上に将来的な課題となって来るのではないか。


強気なVUITTON様。

五・十日事情もあってか円は4営業日ぶりに反落していたが注目すべきは対ユーロ、145円台と東京市場でのユーロ導入以来の安値更新である。

そういえばと頭に浮かんで来るのが、ルイ・ヴィトンの今月からの値上げである。

ユーロ高を理由にしているが、その変動に比べるとどう見ても便乗にさえ見えてしまう強気の値上げを断続的に繰り返している。

そんな策略?でユーロ高による利益減少という教科書的シナリオは全く霞み、逆に増益の快進撃が続く強かさである。

そういえば今日も新しいコレクションの紹介とやらで、購入意欲を擽るような綺麗なカタログが送られて来ていた。

恐るべし・・。


その目的

本日はひまわりホールディングスから先月末で筆頭株主がGSになった旨のディスクロがあったが、同筋は前回から微増となっている。

この辺がほぼ一月前に「一頃の構図」としてコメントした事に掛かって来るかどうかは兎も角として、ここに限らずやはりエクイティー系に長けるとのはそうでないとの違いは、この先を考えた場合可也の範囲に亘って影響を及ぼすのは間違いないところ。

一昔前の上場と時代は変り、社会的信用享受というのは筆頭意義では無くなって来ているような気がする。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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