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構内を歩いていて何気に目に付いたのが「アール・デコ展」のポスターであった。もうすぐ開催という事だが、このデコではなくヌーヴォーでは過日もう殆ど東京では最終日に迫った「エミール・ガレ展」に行って来た。
後期の方に目当ての作品出品があったのと混雑緩和との思惑からであったが、これがギリギリまでけっこうな人出で改めて日本人のガレ好きに驚いたのが正直なところ。
今回は目当ての物以外に世界に3点しか存在しないといわれている晩年の作品「手」も日本初公開であり貴重な収穫であったが、思うに芸術と産業の融合と言われたデコも、やはりそのベースはヌーヴォー期のガレやドーム兄弟そのものであるのではないかと感じる。
先週既報の通り商品取引所法違反により監理ポスト入割り当てとなったグローバリーが本日ザラバで4日連続ストップ安となった。
実に先週発覚直した水準からは半値になった計算だが、ここまで来るとザラバのストップ安計算でPER7.7倍、PBRも1倍と日計り勢には触手が伸びる水準ではある。
事実若干戻して引けてはいるが、上場維持という観点からはカネボウ共々成行きを見守らなければならない。
公な立場ながらこちらも隠蔽モノであったが、未上場に至っては未だ粉飾天国の感あり。
本日は「大証」が前場小高く売買交錯していたが、後はストップ高のまま推移していた。
御存知、直近の大量保有報告において村上ファンドが発行済株式の10%を保有との報に刺激された格好だが、今が旬のヘラクレスという事に加えて先の松屋が6日間で株価2倍化を達成した連想も一部働いたようだ。
取引所というのはその性格上内部留保がそこそこ潤沢な訳だが、今回はその活用のあり方がポイントという事。ともあれ最近またこの界隈の人脈の動きが激しくなって来た感あり。
本日はあの堤氏が陣頭指揮した最後のプロジェクトと言われた「東京プリンスホテルパークタワー」がグランドオープンである。
何ともタイミング悪く氏があのような事態になってしまい、一時はグループ経営改革委員会の売却リストに載ったとか載らないとか物議を醸し出したトコロであるが、オープンにさきがけて届けられた同ホテルの優待状等をザッと見てみるとまあ色々謳ってはいるものの、今後進出して来る外資系にとって脅威となるかどうかは微妙なところ。
同じ港区エリアであればホンの数ヵ月後にはあの「コンラッド東京」が堂々のオープンとなるがさて。
さて3/24付けで末尾に「何故かヘラクレスの熱さが目立つが、さて来月のトレイダーズ証券はどうだろう。」としたが、果たして本日晴れて上場となったトレイダーズ証券は公開株式数を超える売りハナ?となり、245,000円まで気配を切り上げたところで時間切れとなった。
仮条件自体が控えめなディスクロから意外にも安かったが、11万円の公募はご馳走様という感じである。
ホットイシュー物に関しては引受け規則に配分取扱事項があるが、さて機能しているか否か? 業界のIPO案はまだ幾つもあるがさて実現は・・