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本日は「大証」が前場小高く売買交錯していたが、後はストップ高のまま推移していた。
御存知、直近の大量保有報告において村上ファンドが発行済株式の10%を保有との報に刺激された格好だが、今が旬のヘラクレスという事に加えて先の松屋が6日間で株価2倍化を達成した連想も一部働いたようだ。
取引所というのはその性格上内部留保がそこそこ潤沢な訳だが、今回はその活用のあり方がポイントという事。ともあれ最近またこの界隈の人脈の動きが激しくなって来た感あり。
本日はあの堤氏が陣頭指揮した最後のプロジェクトと言われた「東京プリンスホテルパークタワー」がグランドオープンである。
何ともタイミング悪く氏があのような事態になってしまい、一時はグループ経営改革委員会の売却リストに載ったとか載らないとか物議を醸し出したトコロであるが、オープンにさきがけて届けられた同ホテルの優待状等をザッと見てみるとまあ色々謳ってはいるものの、今後進出して来る外資系にとって脅威となるかどうかは微妙なところ。
同じ港区エリアであればホンの数ヵ月後にはあの「コンラッド東京」が堂々のオープンとなるがさて。
さて3/24付けで末尾に「何故かヘラクレスの熱さが目立つが、さて来月のトレイダーズ証券はどうだろう。」としたが、果たして本日晴れて上場となったトレイダーズ証券は公開株式数を超える売りハナ?となり、245,000円まで気配を切り上げたところで時間切れとなった。
仮条件自体が控えめなディスクロから意外にも安かったが、11万円の公募はご馳走様という感じである。
ホットイシュー物に関しては引受け規則に配分取扱事項があるが、さて機能しているか否か? 業界のIPO案はまだ幾つもあるがさて実現は・・
経産・農水両省が改正商取法に基づく取引員資格付与の第二陣発表があった。
これで先の第一陣と合せて64社となったわけだが、この件に関しては先の当欄で少し触れた経緯があり、次第に範囲も狭まって来る。
またこうして羅列して何気に見過ごす中でも各取引員には水面下での動きがあり、気を付けていても自然と漏れてしまう事もある。
前向きな表向き作業と反する水面下の作業、既に各々の新年度は始まっている
週末からストップ高が続く石油製品であるが、TOCOMは今週中にも「大口注文情報」を再開示する方針を決めたようだ。
この辺については先月末に「運営や規制要綱も適宜柔軟なオペレーションを〜」とコメントしたが、漸く重い腰をといった感じである。というか用は済んだので晴れて解禁と穿った見方も出来るが、キープレーヤーの規制は東証の前例があるように聖域の部分である。
恐らくはこの後追い必至と見ているのだがさてその段階的な経緯に注目である。