スペースX祭り
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さて、いよいよ米スペースXが明日に米ナスダック市場に上場する予定となっている。今回のIPOでは投資家需要が強かった事で募集額が引き上げられ、新規発行株のうち約1481万株から1851万株を国内で募集することになり、その仮条件は1株135ドルで幅は無い。今月上旬から大手ネット証券などで応募を受け付けているが、円貨決済のみのところから米ドルが必要なところ、またはそのいずれでも申し込み可能な向きなどさまざま。
そのかつてない規模もさることながら、米企業のIPOに日本の個人投資家も幅広く参加できる初のケースになるだけにさてどうなるか。通常のIPOでは上場後の株価を考慮し個人投資家の割り当ては数パーセントと少ないが今回は約30%の割り当てがあり、また通常のロックアップ期間を今回は3分の1にするなどこの辺の条件が緩くなっている。そういった事で注目の初値ははたしてどうなるか?
日本の小粒モノはロケットスタートで数倍に化けるなどザラだが、これらとは違って米では公開価格との差がさほど開き難い傾向にあり“スペース”とはいえ“ロケット”スタートが期待できるかどうか?もう一つ、IPOの評価では1株当たりの売上高と株価を比較したPSR(株価売上高倍率)が使われるが、同社の昨年の売上高から算出するにこのPSRは100倍近くになるといいこれは過去の例からすればかなりの高水準という。
そんな思惑含みの同社株は現状では公募の4倍近くの購入希望が集まっているという報もあるが、上記の通りいろいろ考察してみても初値が幾らくらいになるのかこればかりはフタを開けるまで誰も分からない。専門家の間でも評価が真っ二つに分かれるこのスペースXだが、全員参加型の“お祭り”と化した膨大な企業戦略の為のファイナンスの幕開けはどういった光景になるのか先ずは注目だ。