2ページ目

株主様々

時期柄各企業から議決権行使書在中の封筒が届いている最中であるが、東証一部の光応用機器会社は行使した株主にはクオカードを進呈との葉書を株主に送付していたらしい。

個人的には同社の株主ではないが経営陣入れ替えを巡って他と委任状争奪戦が展開されているのは記憶にあり、一応金銭的価値のあるものなのでアイデアは成る程と思う反面、利益供与等の点で法的にはどうなのだろうか?

この辺の去就は興味深いところだが、昨今TOBその他含めて個人株主の存在感が今更ながら非常に重要になって来ており、一昔前のガチガチの持ち合い構造からの変遷をこうした部分で感じるこの頃だ。


CO2削減商品投資

本日は元気のいいところで東穀の粗糖がストップ高、コーンも昨日のストップ高に続いて続騰とエタノール関連がここ目立っている。

さてこうしたバイオエタノールに関連して先週は、東京スター銀行がこれに関連した市況に連動して将来の受け取り利息が変動する外貨定期預金「エコのチカラ」の取り扱いを開始している。

穀物系はニューヨークの商品先物指数を、非鉄系はロンドン金属取引所現物取引価格を活用するらしいが、新生銀行も昨年のセミナーでエタノール関連に触れたりし商品も本格的に他業種に注目され始めている感じだが、啓蒙の意味含め今後の垣根を越えての多彩な商品の登場に期待したいところ。


3G

さて昨日はイタリアから、ジャンフランコ・フェレ氏の残念なニュースが舞い込んできた。

ジョルジオ・アルマーニ氏やジャンニ・ベルサーチ氏と共にミラノでは「3G」と呼ばれたものだったが、いつの間にかこれで現存しているのはジョルジオ・アルマーニ氏のみとなってしまった。

近年では大韓航空アテンダントのユニフォームをデザインしていた記憶があるが、個人的にもココのファブリックには好きなものが多数あり月末のミラノコレクションが近かっただけに悔やまれるところ。


入梅

本日は朝から冴えない天気であったが、午後に気象庁は関東甲信越地方も梅雨入りしたと発表していた。

先月からラニーニャ現象が発生していると同庁は既に発表しているが、この現象がおきた過去の梅雨時を見ると梅雨明けが早まったり太平洋高気圧が活発化する傾向があるとも言われ、猛暑関連のビジネスも気になるところである。

マーケットの方も株式では先に海運が乱舞していたが、この手のポストは恒例の様に来るケースも多く過去を見返してみればけっこうヒントが隠れているかもしれない。


矛盾性

本日もそうであったように、このところTOCOMでは金が冴えない展開となっている。

先に下馬評通りECBが利上げし、他の金利上昇観測も金利を生まない特に金へ矛先が向けられているようにも感じるが、そもそもの背景の一つにインフレの芽もある訳でこの辺は相反する点が面白いところでもある。

誰の負債でもない金が持て囃される時期があったかと思えば今は金利が取り沙汰される変遷を感じるが、金といえばスペックとは別なステージで見られていたETFも最近はスペック系の資金流入が観測されており、この辺に対する見方も徐々に変わってゆくのだろうか。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

カテゴリー

アーカイブ

2007

6

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30