利便性が課題
本日の日経平均は後場から急変、昨日から往って来いどころか倍返しの急反落でその下げ幅は今年3番目の大きさであった。と相変わらず激しい動きが続いているが、当然ながら日経平均株価の今後の変動率をどの程度に捉えているかを測る指数である「日経平均VI」は先月の急落以降もその水準が高止まりしている。
あの1,000円以上も暴落し歴代11位の下げ幅を記録した先月23日のそれはザラバで48台まで上昇、リーマンショック時の90台やもっと後では東日本大震災時の70台には及ばないものの週明けには37台、本日は39台での推移を見せており一般的に30あたりが基準にされていることからすればこの40前後は普段反応しないような材料でも日中乱高下し易く仕掛け難との認識になっているが、どうせならこうした時ほど関連商品などウォッチしておきたいもの。
ど真ん中の日経平均VIに連動した銘柄といえば現在はたしかETNで一つだったと思うが、他にも振り回しやすいレバレッジ型やJASDAQ20等ももっと商いを集めても良いと思うし、そうした意味においても後者のJASDAQ20などETFの割に会社によってはショートが出来ないところもあり、この辺は改善の余地ありだろう。