地方証取の課題

昨日は東日本大震災から8年という事で改めて防災全般が意識される日であったが、本日の日経紙金融経済面には「地方証取 災害に備え」と題し、昨年9月の地震で終日取引を止めた札幌証取や福岡証取などが災害時の影響を最小限にするための体制づくりを急いでいる旨が載っていた。

この札幌証取に関しては昨年当欄でもブラックアウトと題し札幌証取のBCPが機能し無くなった旨を取り上げたが、地方証取といえどもスター的銘柄が存在しており差し詰めこの札幌証取のケースでは売買代金の実に9割を占めるあのRIZAPなどがそれに当たるワケで地方証取とはいえ何かのイベントなどと重なっていたら大変な事態になったとも限らない。

この時の件を踏まえ札幌証取は昨年末にBCPの更新を行い今年発生した地震時には昨年のような混乱は免れる事となったが、何れにせよ金融庁の要請等々もあって今後を見据え重複上場などが課題になって来るケースがあるかどうか、監視業務代行やシステム連携など東証が担う役割も益々重要になってくる。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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