不要不急の美容整形

さて緊急事態宣言は全面解除となったが、依然として日々リスクと隣り合わせの現場で戦う医療関係者には本当に頭が下がる思いである。ところで過日の日経紙夕刊に医療業界で妊娠中の医師や看護師が職務と感染リスクの板挟みになっている記事があったが、その隣には同じ医療業界でも美容整形を申し込む人が外出自粛の続くなかこれを逆手に取る格好で増えているという記事もあった。

つまり公に人目に付かない自粛期間をこれ幸いに術後の所謂ダウンタイムに充ててしまおうというもので、これまで手術の覚悟は決めていてもGW等の長期休暇は計画していたレジャーが優先となったりでダウンタイムの確保がなかなか取れなかった向きの需要が如何に多いかが浮き彫りになった格好か。

美容医療とはいえ休業要請対象から外れていた事も背景にはあるが、私の知人の看護師も貴重な医療資源を考えるに複雑な思いと漏らしていた。休校で小中学生女子の来院も少なくないとも言っていたがこんな世代まで美容整形を普通に施術する昨今、世の中何所に隠れていた爆発的需要が表面化するのかわからぬものだ。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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