金と銀のそれぞれ

先の日曜日の日経紙一面は「ドルの信認問う金高値」と題し、米ドル価値の下落等を背景に金の国際価格が連日史上最高値を更新している旨の記事が飾っていたが、金価格がまだ1700ドル台で推移していた今年の6月にその価格予想を大幅に引き上げたゴールドマン・サックスが公表したリポートでは、1年後に史上最高値を塗り替え2000ドルに達すると記してあった。

上記の米ドル信任が問われる中において火薬庫ともいわれる中東の地政学リスクもにわかに台頭した事などもあってそれから2ヵ月もしないうちにこの予想はアッサリと達成されることとなったが、ゴールドマン・サックスは更に2000ドルを大きく上回る為として挙げた条件にはインフレがFRBの2%目標を超える事が必要ともしている。

ところで同じ貴金属では銀も現在7年ぶりの高値を付けてきており、国内ではチェーンの売り上げが先月の2倍となる店もあるなど足元で銀製品も大きく伸びている模様。こちらの場合2011年の高値までまだまだ伸びしろがあり二匹目の泥鰌狙いというところだろうが、一方で知人の歯科医は詰め物に使うジーシーキャストウェル価格が数年前に比べ6割近く上昇したとボヤいており貴金属を巡る悲喜こもごもは各所でまだ続きそうだ。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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