95ページ目   商品先物

ゲーム化

本日はオンラインゲームのゲームオンが顧客情報流出の為に、来週に迫った東証マザーズ上場が急遽ドタキャンとなったとの発表があった。

まあ間が悪かったというかこれに絡む関係者もいろいろあるだろうが、オンラインゲームといえばアエリアと豊商事は無料ゲームサイトを提携第一弾として明日オープンすると発表していた。

ゲームを通じて世代限定せずに商品先物未経験者の啓蒙とするという事であるが、提携モノでは同様の発想が業界では幾つか在るだけに、それぞれ今後どのように進展させてゆくか手腕を測る上でも興味深い。


救済目的

本日の理事会にて福岡商品取引所は関西商品取引所に対して、合併協議を正式に申し入れる事を決定した。

元々は自らロケーションの相違から合併は難しいとしていたのが、どういった経緯でこうなったのかいろいろと思惑も募るところ。

しかし毎月1,300万からの欠損ではキャシュフローが何処まで持つことやら、それこそカウントダウン状態なのは間違い無く、通常のケースではそれなりの整理へ向かうのが普通だろう。

それは兎も角、NON-Gただ一つを除いて両者ダブらない商品は現状三つ、前者も含めて他はマザーマーケットが存在し残るはブロイラーのみである。

本日の総出来高は何れも1本値で24枚。

要はこれを残すか否かというところだが、こちらも通常の常識では・・・


複眼

一頃から一服の感があるものの、依然商品相場はボラタイルな展開が続いている。取り組み薄の中で足の早い向きがたち回ればそれも当然であるが、それに伴い鞘の変化も著しい。

鞘の変化は相場の転機とはいうが、今年の場合特定玉の影響も大きくアノマリーでの思考が通用しなくなって来ているパターンも多いであろう。

UBS幹部も何時だかのビジネス会議で、新規層の参入でコモディティー戦略複雑化と言っていたが、幅広く周りを見られる総合的な視野が必要になってこようか。


国際的地位

昨日に続いてTOCOM関連だが、本日は米商品先物取引委員会(CFTC)の規則である「パート30」免除に関する説明会があった筈。

確か先行して東穀取で十数社が除外認定を受けていたと思うが、この辺はNFA届けのみで重複登録しなくても済みそうな気配。

これら経て当該取引所上場商品を米国内で営業出来るようになるわけだが、マレーシアの市場指定等のように逆のパターンも相互にあり、今後こうした国際化ともいえる一面をどう伸ばしてゆくかその伸びしろに注目したいとろである。

そうした展望も踏まえ、尚更昨日記のような事項は改善しておいた方が良いという事でもあるが。


失笑

貴金属を中心として本日のTOCOMでは急落する銘柄が目立っていた。

制限値幅の目立つ日にはボリューム激減は当然であるとしても、時事の記事では同取引所理事長が本日の定例会見にて、商品の時代到来の割りに日本の市場は依然として低迷状況を脱していないとの強い懸念表明と出ていた。

取組の減少は日計り商い増加と、あまりにも高い相場変動性によって市場撤退を余儀なくされている投資家が多いとの見解があったが、それ以前にでは何故そうなったかに言及して頂きたいものである。

この辺が載せられず、「原因究明し対策を講じる必要がある」と言われても関係者には失笑を買うのではないか。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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