再編機運
ここ急伸してきた後だけに一服といった感じの日経平均であったが、地合いに関係なく昨年来高値を更新し続けている大証が目立っている。
昨年は村上ファンドに買われ揺れた大証であったが、今年は既に英系ファンドが取得に動いている。
他取引所も保有している事で、それら提携関係含めて裏で話が繋がる部分が多いのだが、同時期に発表された今後のシステム投資等絡め最近の東証に肉薄する売買高もなにやら意味深である。
ここ急伸してきた後だけに一服といった感じの日経平均であったが、地合いに関係なく昨年来高値を更新し続けている大証が目立っている。
昨年は村上ファンドに買われ揺れた大証であったが、今年は既に英系ファンドが取得に動いている。
他取引所も保有している事で、それら提携関係含めて裏で話が繋がる部分が多いのだが、同時期に発表された今後のシステム投資等絡め最近の東証に肉薄する売買高もなにやら意味深である。
さて昨日の続きになるが本日も商品取引員各社はしっかり、ひまわりなんぞは急騰し新興系の値上がり率上位にランキングされている。
まあここもトレイダーズよろしく直近で分割発表した組なのだが、ここ一年で株価はかなり化けた方だろう。
加えて両社は業務提携を発表しているが、今後IPOその他アイテムをいろいろと出し易い環境になったという見方も出来る。
第一次IT相場時の系図をふと思い出す向きも居るだろう。
本日は4営業日ぶりに反落となった日経平均だが、そんな中を上場商品取引員の株価は年初来高値更新組もあり、時事あたりでは好業績を反映と出ていた。
上場後数年が経過し取引員各社夫々のカラーも随分とハッキリして来たわけで、人の繋がりとか水面下の動き等々未だ未成熟なだけに噂レベルでも色々と面白い話を聞く。
ファイナンスという部分で実力を考察すると、表面の顔とまた違ったランキングとなり実勢レベルもまた変わって見えてきそうなものである。
増配期待からこのところ証券系がしっかりの動きだが、その一角大和証券Gがあのニッセンと証券仲介行で提携との報道が為されていた。
いろいろ人的な繋がりを感じるが、もうひとつ業界絡みでは同社がアストマックスの第三位株主に納まったようである。
結局グローバリーの持ち株の大半が移動したような格好であるが、これまた企業間の繋がりを感じる今日この頃。
そういえばこのアストマックス、予定であった上場時期は既に過ぎてしまっているが今後の動向に注目したい。
業界モノでは本日晴れてKOBE証券が大証ヘラクレスに上場を果たした。
公開価格からは1.8%高と控えめな初値形成からあと売り物となったが、この手では約一年前にトレイダーズが上場した経緯がある。
こちらもヘラクレスながら当時は公開の倍以上の買気配で終了した事が思い出されるが、まあ公募詳細の相違もあるが結構こういったところにも未だライブドア後遺症からリスクマネーが活躍し辛い環境が続いているのかもしれない。
さてKOBE証券といえば未だオプションのハードルが高かった頃、逸早くそれを身近な物へとしてくれた印象が強く、今後様々な方面でも期待したいところ。