夜間も総合も

本日の株式市場は14時過ぎから先物主導で売られ一段安となり4営業日続落となったが、先月の東証一部売買代金の1年7か月ぶりという低水準を映してこのところ日本取引所グループの株価もダラダラと弱保ち合いが続いている。

ところでこの東証だが、先週末の日経紙社説には「株式の夜間取引をする得失は」と題して株式取引の時間延長に関する研究会が報告書を発表した旨が出ていた。ここでは延長議論と併せ市場の公平さを保つという原則論が書かれていたが、その前にやはりネット系と大手の立ち位置の溝をどう埋めるかだろうか。

もう一つ、日本取引所グループといえばこれまで何度も取り上げてきた「総合取引所構想」がある/が、先に書いた通り4月の与党金融調査会では会長が総合取引所創設がかなわぬ場合には議員立法でやる等の発言が出た経緯がある。結論を今夏までに云々といった発言もあっただけにタイムリミットは近づいており上記の夜間と併せ今後も要注目である。


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