Merry Christmas and a Happy New Year!

今週は米株式が終値でも史上初の18,000ドル大台超えを達成し、祭日明けイヴの日経平均は前営業日比219円高と5日続伸、10日ぶりに17,800円を回復してきた。12/08の18,000円超えの年初来高値から約1週間のうちにあっさりと16,000円台まで急落するも、これまた4営業日ではや年初来高値が指呼の間となってきている。

ところで2週ほど前の日経紙マネー&インベストメントには「干支・月・曜日で相場に癖」と題し、確固たる理論的根拠を持つわけではないものの過去の相場の特徴的な動きから導き出された「法則」が不思議と当たりそうバカにできない存在であるアノマリーが取り上げられていたが、当欄でも直近では上旬に「アノマリーと期待」と題し以下のように書いた。

年末の株高についてはNY DOWと共にアノマリーとして後半戦開始以来話題にされてきた事だが、事実ここ10年の11月末の株価と12月末の株価比では、日経平均が9勝1敗、NY DOWでは昨年まで5連勝中となっている。年初来高値更新の時期を併せれば日経平均が25日以降7回、NY DOWは25日以降5回となっており、自ずと期待も高まろうというもの。

本日はクリスマス、一足先に米株式は連日で史上最高値を更新しているが、昨年大納会には安倍総理が上記の干支アノマリーを持ち出し「午の尻下がりなんてジンクスは忘れてください。来年はウマくいきます。来年もアベノミクスは買いです!」とのスピーチがあったが、このシナリオ通りにコトがはこぶや否やいよいよ史上初の3年連続年末高なるかを賭けた数日間に入る。何れにせよ来年はアベノミクスの真価がいろいろな方面で問われる事になろうが、また各所で見せ場もあろう。

というワケで今年はこれで筆を置きたいと思いますが、本年もご愛読ありがとうございました。 どうか、来年が皆様にとって、よい年でありますように。


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