未辛抱も強気?

皆様、新年あけましておめでとうございます。

昨年の株式市場は3年連続の株高となったものの、大納会は一昨年の引けピン年初来高値更新で終わったのは対照的に大幅続落となった。そうそう、大幅続落といえば大発会ともう一つの初セリである築地マグロ初セリも今年は昨年に続いて続落となっていたが、落札者はやはりいつもの喜代村であった。

閑話休題、昨年末に書いた当欄では日経紙マネー&インベストメントにも「干支・月・曜日で相場に癖」と題し載っていたアノマリーに触れたが、昨年の「午尻下がり」から今年は「ひつじ辛抱」。大和では1949年から2014年までの日経平均年間騰落率で羊年上昇率は平均7.7%と十二支の中では下から4番目に低迷としているが、大納会に続き大発会も前場200円以上下落する場面があったなど早くもこの兆候?

ただ、昨年も「午尻下がり」の相場格言を跳ね返し上昇した事で、恒例の日経紙「経営者が占う」ではやはり証券系が年初安・年末高という金太郎飴予想が復活、経営者が選ぶ有望銘柄でもコア系がズラリと並び往年の風潮がより色濃くなっている。

一方でコモディティの方は供給不安を背景にコーヒー豆が約5割の上昇率でトップに、逆に原油は約5割の下落率で下落率2位となったが、既にこのコーヒーは先物市場からその姿を消している。何れにしても各マーケット、また業界含め今年も各所で展開される新たなドラマに注目してゆくこととしよう。

本年も宜しくお願い申し上げます。


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