ファム・ファタル
大手紙によればあのクリムトの代表作である「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像?」のモデルのめいであるロス在住の女性に、オーストリア政府からシリーズ含む5作品が返還される事となったらしい。
何でもオーストリア併合の際に実業家だったおじ所蔵の物を没収されたのだとか。
これら揃いとなると可也の値が付くと思われるが、金箔多用の官能画に嵌ったファンは意外にも身近に多い。
この時代の作品は何故か輪廻というテーマに傾斜しているものが多いと思うのだが、この機会に久し振りに画集でも見てみるか。