LV-exhibition

さて春先から案内を頂いていたものの、なかなか行くタイミングを逃していた紀尾井町で開催されていた「空へ、海へ、彼方へー旅するルイ・ヴィトン」展へ、過日ちょうど永田町で所用があった事からそのついでに行ってきた。

紀尾井坂を上りきったところに突如として現れる会場だが、エントランスを抜けると創業者の肖像画から初代のトランクなどクラシックな雰囲気でスタート、茶道具入れから果ては自由民権運動指導者であった板垣退助氏が購入した名入りのトランクなどまるで美術館の世界が広がる。

路は冒険、ヨット、空、列車などシーン別に展開され100年以上前の逸品が目白押しであったが、新しいところでも現代美術科・村上隆氏などコラボしたモノや、その後の芸術家・草間彌生氏とのコラボ作品など日本人勢とのコラボも話題を呼んだのを思い出す。

新旧入交じりの構成ながらスティーマーバッグやシャンパン入れだったノエ、キーポルなど何れもこれらがベースとなっている物が現在の定番地位を確立しており、モデルのみならず柄一つ取っても既に約120年以上前に登場していたダミエ柄や、モノグラム柄然りでブランド確立とはどういうものつくづく考えさせられた展であった。


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