今年と来年のヒット商品
かつて時々ランチで使っていた近所のイタリア料理店が久しく閉まった気配があったが、久し振りにその裏通りを通ったらいつの間にかそこがチョコザップになっていた。このチョコザップ、ここから歩いてほどなくの所にも新しく店舗がオープンしていた記憶があるが、同店は今月アタマに発表された毎年恒例の売れ行きや影響力などを基に選ぶ日経トレンディの今年のヒット商品ベスト30の第2位に選ばれている。
1位は言わずもがなのチャットGPTであったが、最近では企業や自治体はもとより教育方面でも導入が進んでいる模様。他にはかつてのブームが新たな形でリバイバルとなったWi-Fi機能を搭載しメタバース上でも交流可能なたまごっちユニや、睡眠にゲーム要素を組み合わせたポケモンスリープに再ブームとなったハリーポッターまで20世紀の人気コンテンツが姿を変えて大ヒット。
併せて発表となった来年のヒット予測もなかなかユニークだ。既にあの「刀」がプロデュースしたという事で話題のヴィーナスフォートの跡地に開業する没入型テーマパーク、イマーシブフォート東京や、グルメ検索アプリのSmafooに観光や街歩きに音声で案内してくれるLocatone等々一段と進化を遂げている。
こちらでひと際関心が向かうのが7位にランクインしていた「痛いコスメ」、何かと思えば毛穴より小さいマイクロニードルが入っていてこれが刺さる事で美容液が浸透し易くなるというコスメ、リードルショットでリップから美容液まで揃う。既にあった貼る薬や貼るワクチン等と一緒の類でこちらも進化系だが、いずれにせよ来年も様々なキラーワードが飛び交う事になるか。