スタグフレーションの再来?
本日石油関係は安かったものの他の主力商品は早速の切り返しとボラタイルな動きは引続き健在、一方の株式市場は5日ぶりに反発したとはいえ申し訳程度と病み上がり?で冴えない。
今年は「子」、相場界では「子は繁栄」ともいうが日本の景気回復の流れは果たして持続してゆくか否か、昨年を振り返れば労働分配率やらその他からもこの景気回復を実際に享受出来ている向きは一般にはとても多いとは言えないのが事実で規制強化は更に障害となって来る。
何度も触れてきたように商品高騰から生活必需品の値上げは続き勿論の事今年もこれは避けて通れないが、上記の通り労働分配率の問題に加えて末端消費に陰りが出て来ると自律成長にも暗雲漂う。
昨年末にグリーンスパン前FRB議長は米経済についてスタグフレーションの初期兆候を示しているとの見解を示したが、日本も70年代後半の再来があるか否か危機感が一部出て来ても不思議ではない。