208ページ目   雑記

ジブリショート沈静化

さて、先週末の日テレ系金曜ロードSHOWでは天空の城ラピュタが放映されたが、この放映となるとその度にツィッター上でのバルス祭りが話題になり、前回放送では1分間に34万件のバルスがツイ−トされた経緯があるが、先週末は1分間に約24万弱のツイートと前回には及ばずも多くの人がバルス祭りに参加した模様。

こんな社会的現象にまでなったバルス祭りだけに有名企業も同作品に絡めた企画やらを打ち出してくるケースが引き続いて散見され、ヘルスケアのタニタはバルスに挑みます!としてオリジナルの限定グッズ制作で前回に続いての挑戦をした他、日清食品のカップヌードル、タカラトミー、またキウイのゼスプリまでツィッターは盛り上がりを見せていた。

ところでジブリの作品といえばかつてはこの放映があるとその後為替が円高に振れ連れて株価も下落するというアノマリーが定着し、WBSからWSJまで取り上げた事で一頃は所謂「ジブリショート」なるトレードまでが流行ったものだったが、こちらはいつの間にか落ち着きを見せなかば都市伝説化しつつある。


アルチンボルド展

さて、日曜日で幕を閉じてしまったがそんな終盤に国立西洋美術館にて開催されていた「アルチンボルド展」に行ってきた。3ヵ月も開催されていると序盤にはなかなか出向かないものだが、この誰でも一度は何所かで見た事があるであろう寄せ絵の代表作が一堂に会する機会自体なかなか無く貴重だ。

エントランス手前から自分を映した写真がアルチンボルド風に変換されて一緒に2ショット写真が撮れるというSNSの為に用意されたようなコーナーもなかなか面白く、世界各地から集められ集結した代表作である春夏秋冬の四季シリーズはやはり圧巻でこれほど間近で見る事が出来たのには本当に感動した。

とはいえさすがにアルチンボルドの作品だけでこの会場を埋めるのは無理があるだけにその他いろいろな作品が展示されていたが、中には貝をモチーフにした瑪瑙の鉢や水晶製の平皿などの美しすぎる宮廷の調度品や、レオナルド・ダ・ヴィンチの画などの嬉しい誤算もありなかなか考えた構成だなと感心。

ところで現代でも形を変え脈々とそのテイストを受け継いでいるアーティストも居る。例えばポーランドの女性アーティストのアンナ、長らくハイブランド等のファッションモデルであった彼女はリアルな野菜や果物を膨大な時間をかけ接着剤無しで台紙に取り付けそれを再現した作品を展開しているが、絵画とはまた違う実に完成度が高い作品に仕上げておりいつの日か彼女の展も何所かで観てみたいものだ。


密輸天国?

本日の日経紙総合面には「密輸失われた100億円」と題して、依然として金の密輸が横行し2015年度に摘発された294件の金密輸の脱税額は総額6億円に達しており、捜査関係者の金密輸の成功率95%を前提にすれば実際には100億円超が国庫から奪われている旨が書かれていた。

同紙の冒頭に書かれていた福岡空港で摘発された事件のようにこの摘発294件のうち実に98%にあたる287件が空路によるものだが、財務省の貿易統計で昨年の金の正規輸入量2トンに対し輸出量が約80倍超の161トンという数字から取りこぼしの大きさがうかがえ日本が密輸の主力市場たる所以を物語っている。

日本の場合は消費税が付加される特異な税制という側面もあるが、最近ではLCCの国際線と国内線の共用運行等の機体の有効活用に目を付け、国内でのイグジットを画策するようなケースがあるなど本当に悪知恵は尽きる事がない。来る消費税10%時代を控え当局とのいたちごっこは未だ続くか。


国難突破解散?

さて、安倍首相は昨日夕に首相官邸で記者会見し、28日召集の臨時国会冒頭に衆院を解散すると表明した。「国難突破解散」という建て前は兎も角も2019年10月に予定する消費増税の使い道を広げ、幼児教育の無償化など新たな看板政策人づくり革命に充てる意向を示し衆院選で国民の信を問うらしい。

約一週間前の当欄では「解散総選挙テーマ」と題し末尾にて目先では18年度予算の概算要求関連等にも矛先が向く展開が暫く続く事になるかと書いたが、果たして昨日は子育て関連が一斉に物色された。蒸し返しとはいえ幼児活動研究会は再度ストップ高を演じ本日も上場来高値を更新、解散風が吹いた先週はいまひとつ反応が鈍かった東海染工も昨日は同じくストップ高で10年ぶりの高値まで急騰を演じた。

この人づくり革命に2兆円規模を投入、設備投資実行企業には減税措置云々と選挙に向けたある種のリップサービスという感もあるが、本日は9月中間配当権利付き最終売買日で明日は権利落ち日、騰落レシオの高値警戒感がくすぶる中で配当狙いの買い需要無き後は再度材料株やテーマ株にホットマネーが向かう事も予想されまだ循環の流れは続くか。


慣用句誤用いろいろ

さて、先週末の日経紙には「慣用句誤用が定着」と題して、文化庁の昨年度の国語に関する世論調査で本来とは違う意味で慣用句が使われたり、表記も間違っている使われ方をしているケースが多数に上ることが明らかにされた旨が載っていた。

冒頭では「存亡の危機」や「足元をすくわれる」など間違いが例として挙げられていたが、これ以外でも日経に出ていなかったものの我々がウッカリ使ってしまっているであろう間違ったモノには、「雪辱を晴らす」、「的を得た〜」、「采配を振るう」、「押しも押されぬ」、「きめ細やか」、「二の舞を踏む」等々挙げたらキリがない。

上記のような表記に限らず本来とは違う意味で使いやすいモノでは、物事の本質をとらえた鋭い見方の意味である「うがった見方をする」など否定的に使われケースが多く、主張を人々に知らせ動意を求める意味である「檄を飛ばす」など、激励という誤用がもはや定着してしまった感があるモノもある。

こんな事を書いている私も、これまでの当欄をさかのぼってザッと読んでみれば誤用が見つかるのは間違いないであろうが、誤用をわざわざ指摘するのも躊躇われ逆に指摘されるのもなかなか恥ずかしいだけに日頃よりウッカリ誤用などという事の無いよう気を付けたいものだ。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

カテゴリー

アーカイブ

2025

4

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30