395ページ目   雑記

JPその二

何処もオレンジ色の看板に変った郵便局には、記念切手を求める向きや政府保証から外れる記念貯金をする向きも見られたが「国民負担」とした昨日の続きを少々。

さて銀行といえば暴利ともいえる手数料があるが、今後は印紙税が必要となる為に3万円以上でもいきなり倍化へ、それ以下では率で言ったら更に引き上げ、酷いのは定額小為替で一枚10円の発行手数料が今後は100円と10倍の引き上げに至っては随分と思い切って便乗したもので、以前当欄でも触れた欧州ブランド等の便乗とも取れる値上げが大変かわいいものに見えて来る。

これらは一部の大手紙で漸く少し触れているのも散見されたが、当の郵政公社が仰々しく「たいせつなお知らせです」と題して先に各戸に配った冊子小包にはこれらの説明は一切無し、まあそうそう体質というものは変らないのか。


フェーズ1

周知の通り投資信託や外貨預金など元本割れリスクのある金融商品の販売・勧誘を厳格化し、併せて広告規制も導入という投資家保護を強化する金融商品取引法(金商法)なるものが30日にいよいよ施行される。

既に金融機関ではこれらに関するパンフレット等も設置してあるところ多数だが、詳細なところは法解釈が曖昧な部分も多く正直金融機関の担当でさえ理解していないというか解らない部分が多数というのも事実なようだ。

どうも最近の金融系の動きは?横断的?というのが流行らしいが、遣っ付けの部分もあるのか否か当局への問い合わせには「法の趣旨を踏まえ自ら考えろ」的な返答もあり、序盤は承認前の薬の類ではないが必要な?犠牲者?の判例を積み重ねて学習という事になってしまうのであろうか?


求心力?

本日は後場僅かに円が売られる場面があったが安倍首相の辞意観測によるものであったとの報、事実辞任の意向を固め記者会見で正式に表明したが、参院戦惨敗後も続投宣言したもののやはりというか今回あまりにも唐突といえども当然の結果となった。

しかしここ10ヶ月で数人の大臣が立て続けに辞めたのも異常だが、こうした不正発覚やら年金問題やら山積みの中で最後は進退を海上自衛隊給油活動に賭けるという何とも歯切れの悪い終焉だ。

まあ政治云々はともかくとして答弁や記者会見でいつも思うのだが、職責にしがみつく等、曲りなりにも代表としてもう少し正しい日本語の使い方は出来ないものかと感じたのは一度や二度ではない、改造内閣人事の際も掲げたのが「政策実行内閣」・・これも呆れを通り越してけっこう笑えた。


ティファニービル

昨日に続いて投信関係であるが本日の時事に約一ヶ月前に募集を始めた、25%を商品に投資するGSエマージング・資産分散ファンドが18日間で423億円の資金が集まった旨の記事が出ていた。

GSといえば先のサブプライムローン関係で、傘下のグローバルあたりには資金注入やら不穏な噂やらが出た経緯があったが、決算期以外での大量のポジション解消では思惑十分であったかもしれない。

ところで最近では銀座のティファニー本店ビル売却の入札において最高額を提示する等不動産投資熱は衰えを見せないが、当のティファニーは4年で2倍以上での売却に成功した事になりこの辺は5月に「プロの売却」として当欄で書いた事同様に逆のパターンでも注目かもしれない。


古川界隈の世界巡り

さて夏のイベントといえば都内では朝顔市、ほおずき市に始まってメインの各所花火大会やサンバカーニバルといったところだが、麻布十番納涼祭りが終ると個人的には夏もいよいよ終わりだなという雰囲気になって来る。

同祭り、今年も週末まで盛り上がっていた様子だが六本木や広尾界隈まで各国大使館が点在している事もあって普段でもこの界隈はけっこう気の利いた店は多いものの、国際バザール等は各国の言語が飛び交う中で一度に世界各国の味が堪能出来るのでなかなか見逃せない。

大使館の会合等でよく見かける定番モノから一風変ったモノまでスパイス一つ取っても母国から取り寄せたものでそれは本格的だが、そういえば国際フォーラム近辺でもこの手が増殖しており日本に居ながらにしてこうした部分は随分と距離感の無い物になったものだなと思う次第。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

カテゴリー

アーカイブ

2024

11

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30