導入プロセス
金融庁は本日、来年から適用となる保険商品の新販売ルールを発表していたが、宣伝部分についても言及しておりこの手は徐々に証券系が軸になって来ているようにも見える。
今回の投資サービス法制定にしてもこの保険分野は最終的には一部商品に限定されたもののこの辺は後に含みを持たせている感もある。
そういった意味では先物業界も同様で先ずは商品ファンドあたりなのだろうが、まだまだいろいろな背景で紆余曲折か。
金融庁は本日、来年から適用となる保険商品の新販売ルールを発表していたが、宣伝部分についても言及しておりこの手は徐々に証券系が軸になって来ているようにも見える。
今回の投資サービス法制定にしてもこの保険分野は最終的には一部商品に限定されたもののこの辺は後に含みを持たせている感もある。
そういった意味では先物業界も同様で先ずは商品ファンドあたりなのだろうが、まだまだいろいろな背景で紆余曲折か。
さて宗教の境目が無い本年の日本のイヴは週末という事もあって巷の賑わいは昨年を数段上回っていたような感じであった。
まあ日柄もあるだろうが本年はミニバブルといわれるように俄かにキャッシュを手にした向きも多く、下から上がってきた層も加勢してカネを落している分そう見えると言った方が良いかもしれない。
有名どころのホテルやレストラン等それに乗じて俄か成金スレスレの売り方も散見され、あまり趣味のいいものではないがそれもまた時勢か。
各々のサンタクロース。
金融庁が行ったヘッジファンドの実体調査によると国内の市場規模としては8兆円程度になるらしい。
今迄流れなかった隙間の部分まで流れ込む過剰流動性資金を目の当たりにするとこれも納得であるが、様々な観点から実際はこれを凌ぐ規模である事は間違いないであろう。
腰が重たかった各種マーケットもこうした資金流入で次々と目覚め鍛錬されてゆく様が面白いが、先物等は裁定限界を超えた部分の一人歩き等はそうそう見られるものではない。
この上澄部分が所謂バブルという意見もあるが、実勢に戻っただけのものもありこれこそ終ってみないと確定出来ないのである。
最近はレコード尽くめで「○○年ぶり」というのが多いが(昨日記の貴金属等)、師走に入った新甫本日に日経平均は1万5千円の大台に乗せて引け、これは約5年ぶりの事である。
バブル崩壊後最安値からほぼ倍になった日経平均は昨日まで束の間の一服場面では信用倍率の悪化、直近の信用評価損率が先週比で悪化しマイナス等々見かけは警戒感山積みであったものの、値段で一気に覆す動きである。
こう見てみると昨日は金のTOCOMバランスを例に出したがこれと全く同じ構図のように見えてくるが、こちらもまた過剰流動性資金を背景に内容よりも上る方が?エライ?師走相場の始まりである。
本日はボージョレヌーボーの解禁日(11月の第三木曜日)、どうでもいい事だが日本は本場のフランスより8時間、米国よりも14時間早くこれを飲めるとかで各洒落どころのレストランからこういった催し物の案内が先週あたりけっこう届いた。
ワインといえば過日『ゴードン・ラムゼイatコンラッド東京』で知人と会食をしたのだが、そこのワインリストには「普通」に250万円といったプライスのワインが鎮座していたのだが、文化や歴史を飲むといってもその手に造詣が深くない当方にとっては全く興味が湧かなかった。
料理の方はあのロンドンにあってミシュラン三ツ星に輝き、味わえるのはアジア圏で唯一コンラッドのみという事で興味があったが概ねプライスに則した出来栄えといったところ、料理もそこそこ美味いがドルチェ系の方が完成度が高いようにも感じた。