423ページ目   雑記

資源ナショナリズム

今週は週初にドーハにてGECF(ガス輸出国フォーラム)が開催されたが、ここで年初に一度触れその後否定的な発言が相次いだ「ガス版OPEC」に含みを持たせたような憶測が再度挙がっている。

この辺についてはインドネシア副大統領が先の日経紙に実現困難とコメントしているように、埋蔵量ベストスリーの各国でも意見が分かれており持ち掛けた主力国も前回と違ってトーンダウンしていたりと何故か歯切れが悪い。

当然我が国やEU等の依存国は同創設の動きを警戒しているわけだが、上記はこうした国際的懸念に配慮したポーズとも取れ、水面下ではやはり次期地球温暖化を踏まえて需要が高まる同商品の主導権を握りこれを?武器化?するる動きが表面化して来ても不思議ではないだろう。


外資の戦略

本日金融庁は保険商品の比較広告を促進する為、比較広告が許される条件を明確化し保険会社に対する監督指針を改正すると発表している。

ところで保険といえば過日、生保5社がそろって逓増定期の販売停止を決めているが、条件次第ではまことに都合のいい節税商品であっただけにやきもきしている向きも多いと思う。

上記広告が自粛されていたのは自社の優位性な部分だけ抜くと消費者に誤解を与える懸念があるという事だが、この逓増定期は優位性含め外資系の販売力のあまりの違いに国内系が捨て身の政治圧力に出たとの話も一部に出ている。

そう考えるといろいろと辻褄が合う部分が多いのだが、それはそれでまた新たなビジネスチャンスの提供も同時に創造してしまい、自身の首を絞める事にならねばよいがまあ一先ず見物としよう。


Beyonce

さて、昨日からワールドツアーの先駆けとなる東京ドーム公演の為に来日しているビヨンセだが、彼女といえばやはり話題は「ドリームガールズ」である。

やはり映画というかアカデミー関係はヒットするとそれに絡む利権の枝葉も可也なものになって来るのだが、同じガールでも邦系のフラガールはJDCのファンドが軌道に乗り始めた模様。

映画の著作権信託を国内で唯一手掛けるJDCだが富裕層中心に46億ほどの総額になり利回り目標は15%という、著作権系のファンド案件は多数あるが今後幾つか話題になって来よう。


Christos A Inviat

さて今年もやって来たイースターであるが、土曜も深夜に差し掛かる頃からニコライ堂近辺では日頃ご無沙汰してしまっている懐かしい面々との再会が多い。

会場のそれはまことに厳かで本当に心が洗われる空間であるが、例年この期に行われる知人宅でのパーティーも付き合いとはいえ各国の文化が見れてそれはそれで楽しいものだ。

毎年可也のバリエーションがあり楽しみなラム料理や、イースターエッグのショコラを頬張りつつ各国から届いた思い思いのカードを眺めていると、何かこう繋がっているという安心感にも似たものが湧いてくるこの頃である。


東京ミッドタウンオープン

さてにわかに報道陣も増えて来た旧防衛庁界隈だが、明日はいよいよ「東京ミッドタウン」がオープンする。

“都心の上質な日常”をテーマにしている通り、擁するテナントも錚々たる面子で例えばハリーウィンストン等はメンズに注力した構成等と新しい試み、アート系ではサントリー美術館も移転、六本木エリア内ではアートトライアングルが誕生の運びとなる。

他、注目といえば西で大成功を収めた「ザ・リッツ・カールトン東京」、昨年末のJDパワー・アジア・パシフィックでも上位に食い込む快進撃だが今回最上階のスイートは一泊200万を越える設定、スパは初年度700万円、またホテルのサービスを享受出来る居住区パークサイドでは家賃500万円越えが登場する等の話もある。

オープンとはいえある程度顧客層にハードルを掛けている分、売上等非常にマーケティング上興味の湧くところでもある。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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