426ページ目   雑記

投資銀行構想

各紙にて既報の通り、みずほFG系で国内4位のみずほ証券と6位の新光証券は、来年にも合併との合意を正式に発表した。

他みずほインベスターズあたりは戦略の違いで今回は抜けた模様だが、これで?三大?の一角である日興を抜いて3位に躍り出る証券の誕生となる。

ところでこの日興、持ち株の関係から両社の関係強化も言われているが、今が?旬?の同社を巡っては他にも様々な思惑が喧伝されている。

何れにしてもこの合併で銀行・証券の垣根を越えた、大手金融軸の再編が本格化する可能性もあり注目である。


時世時節

皆様、新年明けましておめでとうございます。本年の当欄は本日よりスタートとなります。

さえ今年も商品業界各所要人の年頭所感とやらが其処彼処に出ているが、心なしかマクロを語る傾向が減ったようにも感じる。まあその辺は兎も角、昨年は市場縮小で業界人口も減少の一途を辿り、当然新入社員も2期連続で減少というのは周知の事実だが、夫々がパイに合った適正な処へ回帰する動きは今年も続こうか。また何時だったかこの期に及んで「当たり前の事を当たり前に」との意見も何処かで見掛けたが、さてどの程度今迄こんなシンプルな事が出来なかった向きが方向転換出来るのかも見物である。

「当たり前の事を当たり前に」このコピーは、90年代の当サイト開設当初から常に我々が言い続けている言葉である。

本年もどうぞよろしく御願い致します。


ダンスカルチャー

今年は前述してきたように時代を築いてきたホテルやレストランの閉鎖が目立ったが、夜のカルチャーの方で閉まるところといえば大晦日で閉店を決めた「ヴェルファーレ」があった。

今でこそ雨後の竹の子のようにクラブ一辺倒であるが、同店はディスコ扱いで最後まで残っていたクチでこれに限らず、近年深夜営業に絡んではまあいろいろとヤヤこしい問題を内包していたとも観測される。

ジュリアナ東京やエムザ有明(古い!)はまた若干違ったのだったが、風営法上の都合で今やもう第二号というよりは手軽?に第五号というような企画系にカルチャーは流れているといった感がある。


クリスマスギフトに月旅行

今年はイヴが休日に当たったクリスマスであったが、そういえば11月初旬頃に某社が送ってきたクリスマスギフトカタログもなかなか浮き世離れした物が混在していて見るには楽しい物であった。

やはり同社が今年の初めに送ってきたポイント交換の冊子には、22億円の買い物をして「宇宙旅行」が獲得出来る旨を謳っていたが、今回はソユーズでの「月旅行」がさり気なく「地球一周旅行」や「フィジーの貸切アイランド」等と共に紹介されており、ちなみに1名で約120億円という値段が付けられていた。

他にも英帝国王冠レプリカの1億5千万円とかあったが、需要あるところに値段有りでこちらは先に書いたおせちとはまた違うステージで隠れた一部所得層を垣間見たような感じであった


鮟鱇

ある投資ファンド関係者と会食している折に足銀の話が出たのだが、そういえば足銀といえばほぼ一週間前に金融庁から受け皿の公募が締め切られている。

その顔ぶれは地銀連合や大手証券系、米系ファンド等錚々たる面子であるが、今迄の経緯があるだけにこれらに出資する向きが殺到しさながら混戦状態らしい。

今回は経営計画の提出やら経て三段階の選定をし一説には地銀連合が有力らしいが、一部大手証券系の背後に控える有力筋は不良債権化した担保付不動産が最大の旨みだとの観測もある。

再上場益でも充分儲かるが、今が旬の鮟鱇同様に使える?部分は多く何処が取るか見物である。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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