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CO2削減商品投資

本日は元気のいいところで東穀の粗糖がストップ高、コーンも昨日のストップ高に続いて続騰とエタノール関連がここ目立っている。

さてこうしたバイオエタノールに関連して先週は、東京スター銀行がこれに関連した市況に連動して将来の受け取り利息が変動する外貨定期預金「エコのチカラ」の取り扱いを開始している。

穀物系はニューヨークの商品先物指数を、非鉄系はロンドン金属取引所現物取引価格を活用するらしいが、新生銀行も昨年のセミナーでエタノール関連に触れたりし商品も本格的に他業種に注目され始めている感じだが、啓蒙の意味含め今後の垣根を越えての多彩な商品の登場に期待したいところ。


3G

さて昨日はイタリアから、ジャンフランコ・フェレ氏の残念なニュースが舞い込んできた。

ジョルジオ・アルマーニ氏やジャンニ・ベルサーチ氏と共にミラノでは「3G」と呼ばれたものだったが、いつの間にかこれで現存しているのはジョルジオ・アルマーニ氏のみとなってしまった。

近年では大韓航空アテンダントのユニフォームをデザインしていた記憶があるが、個人的にもココのファブリックには好きなものが多数あり月末のミラノコレクションが近かっただけに悔やまれるところ。


入梅

本日は朝から冴えない天気であったが、午後に気象庁は関東甲信越地方も梅雨入りしたと発表していた。

先月からラニーニャ現象が発生していると同庁は既に発表しているが、この現象がおきた過去の梅雨時を見ると梅雨明けが早まったり太平洋高気圧が活発化する傾向があるとも言われ、猛暑関連のビジネスも気になるところである。

マーケットの方も株式では先に海運が乱舞していたが、この手のポストは恒例の様に来るケースも多く過去を見返してみればけっこうヒントが隠れているかもしれない。


矛盾性

本日もそうであったように、このところTOCOMでは金が冴えない展開となっている。

先に下馬評通りECBが利上げし、他の金利上昇観測も金利を生まない特に金へ矛先が向けられているようにも感じるが、そもそもの背景の一つにインフレの芽もある訳でこの辺は相反する点が面白いところでもある。

誰の負債でもない金が持て囃される時期があったかと思えば今は金利が取り沙汰される変遷を感じるが、金といえばスペックとは別なステージで見られていたETFも最近はスペック系の資金流入が観測されており、この辺に対する見方も徐々に変わってゆくのだろうか。


迷走

周知の通り金融庁は昨日三菱東京UFJ銀行に対して、投資信託販売について不適切な行為が多数あったとして業務改善命令を出していた。

銀行扱いの投資信託については昨年末に、銀行が販売した分の資産残高は証券会社のそれにほぼ匹敵する規模まで来ている事から当局が本腰を入れ始めた感じとコメントした事があったが、全般で見れば氷山の一角だろうか。

今回は他メガバンク比で突出している点が問題視されており、リテールで強かった旧UFJとコンプラの解釈が緩いとの説も出ている旧三菱何れに掛かるか微妙なところだが、これに限らず他の不祥事も大型合併後の調整の難しさが浮き彫りになっている感もあり未だ未だ今後の課題だろう。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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