嗜好税
フィリップ・モリスは本日、来る煙草税増税に伴う値上げ申請を財務省におこなったと発表。
そういえば国内系も先に値上げ発表しているが主力銘柄については増税分以上の値上げをブチ上げ、収益向上期待から野村やモルガンがレーティングアップしていたような気がするが、何やら先月とり上げたヴィトンのような話でもある。
まあ額が小さいのでこれら体感温度の比較は出来ないが、諸外国比較では未だ未だ日本の煙草は安いと思い先行きの幅を残しているようにも感じる。
フィリップ・モリスは本日、来る煙草税増税に伴う値上げ申請を財務省におこなったと発表。
そういえば国内系も先に値上げ発表しているが主力銘柄については増税分以上の値上げをブチ上げ、収益向上期待から野村やモルガンがレーティングアップしていたような気がするが、何やら先月とり上げたヴィトンのような話でもある。
まあ額が小さいのでこれら体感温度の比較は出来ないが、諸外国比較では未だ未だ日本の煙草は安いと思い先行きの幅を残しているようにも感じる。
全般上昇機運で来た商品も、直近では乱高下の中に爬行色が出て来たという感触も一部あったが、本日は再度TOCOM銘柄中心に急落商状であった。
要人発言に主力商品が反応するに至り結果的に市場はコレクションを欲しがっていたという事なのだろうが、以前にも書いたように渦中に身を置く向きはなかなか風を感じるのは難しい。
株の方でも先月末の株式投信残高がバブル期の過去最高に並んだとか、人気のBRICs投信の一部が新規申込停止措置を取ったりとか報道されているが、要所ではガス抜きが必要な物も除々に出て来るか。
週末の大手紙にGMがあの「ハマー」の(H1)を生産停止計画がある旨の報道があった。
オフロードだけではなく、それなりのスペースを持つ向きにはタウンでも人気の車種であるが、一説にはガソリン高騰で燃費の悪さから起因する販売低迷が背景との見方も出ていたらしい。
昨今如何にもというような材料であるが、京都議定書絡めて今迄省エネとは縁遠いような歩みであった米も、上記のような主力企業の経営苦戦表面化やエタノール云々とかの機運が出て来て漸くというようにも思える。
対して日本では特に顕著な原油高騰の影響が表面化しておらず、その構造的な違いも一部に感じられる。
日本橋から大手町方面へ向かう過程ではそれこそ三井から三菱の戦略的ビルが幾つも窺えるわけだが、これを見ていて一昨日だったかREITの資産累計額が一年間で6割増の4兆円超えとなった旨の報道があったのを思い出した。
5年前から実に膨張し今や上記の大手から中堅住宅系まで手を出す有様だが、これまで系列間でのスワップ?的なやり取り等を聞くに付け他の商売ではやたらナーバスとなっている利益相反的な問題が頭をかすめる。
上手い説明が既に用意されているのだろうが、およそ投信の類はオブラートに包まれ一般に見えにくい部分が多過ぎるのも事実であろう。
ここ最近の相場から既にコンセンサスは一致していたが遂に金が約26年ぶりに700ドル超えを達成した。
100ドル毎の上昇角度が順次急となり手持ちは喰いたくもなるが、つい最近の600ドル超えのようにあまりバブルな感が漂って来ないところが(売るには)不気味でもある。
確かに近年で見れば相当な上昇であろうが、今晩も銅なんぞは週初に書いた材料からかLMEで8,000ドルの大台を超え、これで年初から80%も急騰した事になる。
ワラント等の短期モノは兎も角、全体で見てゆきたいものだ。