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Duri

たまたまエステ系の知人と雑談していた際にアマゾンフルーツの話が挙がったのだが、最近は様々なフルーツが再度埃を掃って一部でブームになっているらしい。

そういえば今週、大手紙でもドリアンが四国や中部でその強い香りからガス漏れと勘違いされた例が続出という記事が出ていたが、けっこう個人しかも女性がトライしているのは新鮮であった。

個人的には以前シンガポールやタイに滞在していた時は程度がよく納得出来るものに出会う迄、片っ端から何個も割って探した覚えがあるので、輸入が始まった頃から約半分の値段になった日本で今でもわざわざ払う気も無いが、他にも美容の為とはいえよくやるなという話も幾多あり、この部分の需要は奥が深いと再認識した次第。


改善計画

さて持ち株会社移行が固まった東証は水面下で人事の噂がにわかに先行しているが、金融庁も絡めた思惑は未だ尽きないだろう。

金融庁といえばSECの検査に引っ掛かったとかで週末に札幌証取と福岡証取に業務改善命令を出していたが、売買審査体勢が不十分でシステムリスクに対する認識が低かったとか。

8月アタマに「トコロ相場」として著しく乖離した取引員株の値が付いたのも確か福岡証取であったと思うが、やはりその辺がクローズアップしてくるのは自然な成り行き、改善計画提出は来月末であるが先行きは如何に。


最終売買日

モルガンの誤発注で乱高下した日経平均であったが、そんな中を阪急、阪神の上げが目立っていた。

そのうちの阪神電鉄は気が付けば明日が上場廃止ということで本日が最終売買日、一応TOB価格を上回って引けたわけだがこれで100年以上の上場の歴史が幕を下ろす事となる。

村上ファンド浮上からちょうど一年であったが、買い占めそのものよりも当時のCB取引を絡めた一連の巧妙な株価操作が出来るスキームこそ当初からスポットが当てられるべきであったかもしれない。

まだまだこうした予備軍は幾多もあるが殆どが何故か表面化してこない。


構造的要因

株式市場でも今週俄かに囃されたアマランスショックであるが、対象とされている天然ガスが先月から4割以上も暴落している状況では確かに然るべきロスは可也のものになり、また他の某ファンドについても噂のみとは言い切れない状況になっている。

その規模は違うもののTOCOMも連日の石油製品暴落はまことに壮観、昨日定例会見上で理事長が先物萎縮を懸念している件に更なる拍車を掛けている。

先物萎縮といえば時事の記事で漸く、理事長が構造的要因がある可能性は否定しない旨が出ていたが未だ中身は核心から外れた物になっている。

証拠金や取引単位変更は頻繁であるが、設計外の部分は未だ手付かずである。


クスリはリスク

テレビでもよく目にするようになったジェネリック医薬品であるが、本日の一部大手紙には医師の7割が使用に慎重或いは懐疑的な見方を持っているとする調査結果を日本医師会が発表したとの報があった。

ちょうどこの話題で一寸前に知人の外科医師と話をした事があったので目に付いたのだが、平たく称して模造品の詳細成分は一般には判るはずもなく寧ろそのコストにだけ目がいくのが一般だろう。

いずれこの話は何処かでまた取り沙汰されることになろうが、個人的には処方箋に「ジェネリックの変更可」等のスタンプを見ると病院経営も絡んだ問題をどうしても想像してしまう。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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