対等比較不可
日経平均はさすがに7連騰の後だけに本日一服となった。
TOPIXはザラバ14年3ヶ月ぶりの水準まで上昇となったが、ここ数日言われているITバブル期奪回云々は平均よりもTOPIXに信頼性があるだろう。
当時の業種別で見てみると、現況のバブル銘柄というか業種がボンヤリと見えてくるが、これも後に語られるであろう結果論。
一頃の投信の受け皿論よろしく、これらの次々に創造される受け皿市場はよく吟味して取り組みたいものである。
日経平均はさすがに7連騰の後だけに本日一服となった。
TOPIXはザラバ14年3ヶ月ぶりの水準まで上昇となったが、ここ数日言われているITバブル期奪回云々は平均よりもTOPIXに信頼性があるだろう。
当時の業種別で見てみると、現況のバブル銘柄というか業種がボンヤリと見えてくるが、これも後に語られるであろう結果論。
一頃の投信の受け皿論よろしく、これらの次々に創造される受け皿市場はよく吟味して取り組みたいものである。
さて新年度、本日は取引員各社トップの入社式に於ける一言が時事に幾つか出ていたが、今年の諸氏はどんな想いを抱いてここまで来たのだろうか。
数年前とは層も思想も可也違って来ていると思うのだが、くだらない慣習等は覚えずに独立に必要な知識をどれだけ習得出来るかがポイントであると思う。
また取引員に限らず会社選びは銘柄選び、エクイティーの旨みを頂く為に席を置く輩が居ても今の時代おかしくはないと思うのだが。
上場している商品取引員株が軒並み昨年来高値を更新している中で、MMGアローズが丸村以来の違約を起こした。
今週に入ってから噂にしてはやけに信憑性のある話が入って来ていたが、やはり火の無いところに・・であった感じである。
トップは以前の受託債務補償基金協会の理事長はじめ協会の要職に就いていた経緯があり、残念な事ではあるが他業界から見ればこうした事も異常な世界に映り、未だ負の清算半ばと云った感じだ。
この手の話では助っ人に名の挙がる取引員も多いが、そういった向きもまたいろいろ複雑な事情ありでこの辺もまた注目していなければならないか。
昨日権利落ち分を難なく埋めた日経平均は本日大幅続伸、昨年来高値を更新し約5年7ヶ月ぶりの16,900円台で引けた。
ところで2005年度はCBの株式転換が進みバブル後最高となった旨を見たが、この株高でこれらが2兆円を上回るのが確実視されているとか。
今後資金的軽減と需給悪化の綱引きとなるがこれも相場次第、一昔前は発行体が様々な筋に要請し、転換促進相場を演出するような今では到底出来ないオペレーションもやっていたような時期もあったように記憶するが、今となってはもう懐かしい話である。
さて日本時間の明け方頃結果が明らかになるFOMC協議であるが、これら先取りした部分もあって貴金属が再度の一斉蜂起である。
貴金属といえば本日からUAEの商品取引所では、中東地域として初めて銀先物の取引がスタートしているが、TOCOMの銀は遂に全限が400円の大台乗せと破竹の勢い。
先行しているプレミアムはETF上場思惑という事で市場はほぼ一致しているのだが、しかし今回の需要家サイドの風当たりはまるで我が国のコメ先物を見ているようでもある。
政治色もあろうがSECの采配、上場確保となってもまた主力であるところの金のETF上場時に見られたような天井形成になるや否や、いろいろと注目すべきところは多い。