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接点

ここ数ヶ月は広義の証券関係者から商品業界再編に絡む話がほんとに多く入って来る。直近ではゲームのアエリアと業務提携した取引員があるが、時事のインタビューに同社会長が「後強引な買い占めに対抗する手立ては講じた」となにやら穏やかでないのもポイントだがまだまだ色々ある。

株価の方も上昇する物、下落する物と様々だが株式オンラインレターの方では業界関連で怪しいとしてこのアエリアを取り上げ、連日計りが効いている格好である。
ゲームといえば未だ他もこのパターンになりそうなものもあり、関連する企業の株価には要注目である。

ベンチマーク

他もそれなりに動いてはいるがやはり石油関係の前には影が薄くなってしまう。

これは内外共に言える事でNYMEXは天然ガス先物に続いて昨日は原油や製品先物の証拠金引き上げに動いた。

あちらは日本とは違い何でも機動的な対処をするので、それこそガソリン等は凄まじい状況となっているがこれがマーケットとして健全な姿だろう。
ともあれこんな状況であるからCRB指数も25年ぶりの高値を付けるのは自然な成り行きだが、正に8/11付けでコメントした通りの現象となっている。

銘柄拡大

TOCOMは昨日、石油市場で実績があるEFP取引を貴金属・アルミ・ゴムに導入するする方針を固めた模様。

リクイディティーのあるものについて既に参入している当業勢の更なる利便性が出て来ようものだがアルミ等、本日などは期中までピン商いという状況こそ逆に言えばこうしたシステムが一助となるのかもしれない。

だから導入という見方も出来るがこれは前提となる当業参加者が居てという話、他にコメでも検討されているEFSはこれら馴染まないとして見送り方針、なるほど。

初モノ

自由奔放な?カトリーナ?の影響でWTIの乱高下に拍車が掛かって来た。ともあれ70ドルの大台乗せという事で、また所謂アナリストと言われる人達の上値目標も上方修正が相次ぎそうだが、気になる初モノのWTIワラントは早速行使価格70ドルの12月限コールが上昇率ランキングに躍り出て来た。

ある意味天候相場が顕著になって来た事で、こちらも目まぐるしく変化してきそうだが他市場と相互に指標性が出てくれば大いに意義のある存在となるか。

その空気

昨日はスウォッチグループの決算発表があったが純利益は前年同期21%の増加となったようだ。

日本等のアジア地域が高級品中心に伸びたらしいものの、どうもスウォッチやオメガから高級品のイメージは湧かなかったが、ブレゲやブランパンも同グループにあった。この辺がおそらく後押ししていると思うが、折しも本日あたりから大手デパートではワールド・ウォッチフェアが開催される。

御得意様日本で営業に拍車がかかるところだが、いっその事スイスのバーゼル・ワールド並みの物を開催してしまえばその雰囲気こそ最強の営業ツールとなると思うのだが。

クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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