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大株主

増配期待からこのところ証券系がしっかりの動きだが、その一角大和証券Gがあのニッセンと証券仲介行で提携との報道が為されていた。

いろいろ人的な繋がりを感じるが、もうひとつ業界絡みでは同社がアストマックスの第三位株主に納まったようである。

結局グローバリーの持ち株の大半が移動したような格好であるが、これまた企業間の繋がりを感じる今日この頃。

そういえばこのアストマックス、予定であった上場時期は既に過ぎてしまっているが今後の動向に注目したい。


環境の運

業界モノでは本日晴れてKOBE証券が大証ヘラクレスに上場を果たした。

公開価格からは1.8%高と控えめな初値形成からあと売り物となったが、この手では約一年前にトレイダーズが上場した経緯がある。

こちらもヘラクレスながら当時は公開の倍以上の買気配で終了した事が思い出されるが、まあ公募詳細の相違もあるが結構こういったところにも未だライブドア後遺症からリスクマネーが活躍し辛い環境が続いているのかもしれない。

さてKOBE証券といえば未だオプションのハードルが高かった頃、逸早くそれを身近な物へとしてくれた印象が強く、今後様々な方面でも期待したいところ。


Futures Analyst ステップアップガイド「アナろぐ」開始

アナろぐ

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三井物産フューチャーズでは、誰でも無料でご利用いただける相場分析ソフト「フューチャーズアナリスト(ベーシックバージョン)」ダウンロード数の1万件突破を記念して、3月3日よりブログ『アナろぐ』をスタートいたします。

『アナろぐ』ではフューチャーズアナリストを中心とした様々な話題を提供していく予定。


井の中の蛙大海を知らず

さてリアルトレードやバーチャルトレードをやっている各社の昨年度ランキングや、それに関るセミナー告知やインタビューを目にするが少なからずも業界を知っているセミプロ的な参加者から、最近は本当に裾野が広がっている印象を受ける。

加えて資金管理やストラテジーもシッカリとしている上位入賞者の存在は、啓蒙効果も含めて喜ばしい限りである。

先物取引に対してまことに幼稚な認識から、未だにハナから否定的な表現を目にする事があるが、実際利益を上げているこうした現状を先ず認識すべきだろう。


休止という名目

久し振りにTOCOMの相場表一覧を見たら以前と配列が違う印象を受けたが、なるほど最終限月も落ちて軽油が無くなっていた。

鳴り物入りで登場しても消えるときはヒッソリと寂しいものだが、これに限らず今後取引所の合併その他の事情に絡んでこうした道を辿る商品も幾つか出て来よう。

誰が見ても上場している事自体おかしいものは、株式の個別銘柄同様に何か裏があるのだろうと思うのが普通であるし、実際そうなのかもしれない。

ところでオプションは・・・


王道

ロイターによれば産金世界最大手の米ニューモント・マイニングは、2005年第四四半期の純利益が前年同期比から減少したとの事である。

金相場の上昇にもかかわらず諸般の事情からだろうがなかなか難しい限りであるが、一方の我等が別子こと住友鉱山は2006年3月期通期連結業績予想を大幅増額修正している。

こちらの場合、非鉄や為替も大いに影響しているのだが株価の方も商品に劣らず依然としてボラタイルな動き、最近では商品よろしく日計りする向きも多いと聞くが未だ未だ資源系は冷める気配が無い。


M&A転向

さて本日はジャレコがイーシステムの買収を大幅な株価変動から見送るとの発表があった。

同社もゲームからM&A展開を積極化させていったパターンだが、業界絡みでは数度採り上げているアエリアも広義でこのパターン。

業務提携先の商品取引員の買い増しをつい最近発表しているが、その後も年初来高値を更新し続ける同取引員株はなにかと思惑である。

斯様に上場している取引員についてはさまざまな話が舞い込んで来るが、今年は幾つ具現化するであろうか。


相違点

上場廃止が確実視されるとの報道を尻目になお2日続伸となっているライブドアであるが、これらも後押しし日経平均は急反発、2/16以来の16,000円台大台を回復している。

過日のニューヨークタイムズ紙ではデイトレーダーが日本株を牽引している旨の記事があったが、このデイトレーダー勢も含まれるのか否か過日、東証社長が残存ライブドアの株主を投資家という名前の投機家ではないかとの発言でまたも関係者の失笑を買っていた。

この辺は論議すれば尽きないが表面上は時間的な差異でありその他の部分は結果的に可変、結局同等ではないかとも思うが。