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その目的

本日はひまわりホールディングスから先月末で筆頭株主がGSになった旨のディスクロがあったが、同筋は前回から微増となっている。

この辺がほぼ一月前に「一頃の構図」としてコメントした事に掛かって来るかどうかは兎も角として、ここに限らずやはりエクイティー系に長けるとのはそうでないとの違いは、この先を考えた場合可也の範囲に亘って影響を及ぼすのは間違いないところ。

一昔前の上場と時代は変り、社会的信用享受というのは筆頭意義では無くなって来ているような気がする。


牽引商品

昨年の夏頃当欄にてコモディティーを原資産とするGSのワラント発行について触れた記憶があるが、原油・金に続いて今度は銅と大豆がスタートする模様だ。

大豆はポピュラーだが、もう一方の銅は今や国際商品の牽引役となりながらも未だ国内先物には上場していない代物。

いつもの事ながら同社は出すタイミングが絶妙であると思うが、それは兎も角アジア絡みで熱い中、非鉄の主力である同商品の動向には暫し注目してみたい。


対処療法

相次ぐ製油所火災に煽られ、値幅制限の無い石油製品当限は久し振りに急騰となっていた。

これに限らず依然としてシルバーあたりも急騰が続いているが、こうした高水準なボラティリティーを考慮しTOCOMは制限値段や証拠金制度の見直しをするらしい。

時事の記事にてある役員はこれら絡めて総取組高減少傾向にも言及していたが、それは結果的に上記現象が最後になっただけであって、そもそもの主因は他のインタヴューで発言しているように別なところにあるのは明白。

こうした部分についてもそろそろ策を講じる時ではないかとも思うが。


上場廃止後

さて、世間をいろいろな側面から騒がせた『ライブドア』が明日の上場廃止を控え本日売買最終日を迎えた。

今後については水面下でそれこそ様々な動きがあるが、何れが表面化するかは未知数。

ところでTOBを例えに出した場合、同じく過去上場廃止となった企業の中には、リクイディティー問題を武器にファンド勢がトンでもない安値で株主に対しての提案を行った例もあった。

算定評価その他関係機関の面子がマッチポンプの様にも感じられ、構造上絶対的不利を一般株主が感じる瞬間であっただろう。

今回はどんなパターンになるか、上場廃止後もいろいろな模様が見える。


4/17より「リモート・サポート・サービス」を開始

4月17日よりインターネット経由でお客様のパソコン画面をサポートスタッフが確認し、操作方法や各種設定方法などをご案内する「リモート・サポート・サービス」を開始。

[こういう時に相談]
・電話やメールでの説明だけでは、どうもわからない。
・パソコンの画面をどう説明したらいいかわからない。
・同じパソコンの画面を見ながら一緒に説明して欲しい。
・設定方法がわからないので、設定して欲しい。


4/17より「トレードコール」サービス開始

4/17より電話でも注文可能な「トレードコール」サービスを開始。トレードコール利用料は1枚あたり基本手数料+249円(税込)。注文が成立した場合に、通常料金片道498円にトレードコール利用料249円が加算。日計りの場合は、通常半額料金に、トレードコール利用料が加算。

[サービス内容]
注文の発注・取消

[サービス時間]
平日 8:30〜16:30

[専用フリーダイヤル]
0120-12-6015


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慣習

本日付けで東穀取は会員に対して、ザラバ移行の希望商品に関するアンケート用紙を発送したとの事。

コメ先物が不認可になった為に暫定的な感もあるが、さてどんな意見が集まるか。

一方、福商では今月から市場活性化対策として定率会費還元キャンペーンを会員各社へ協力要請するらしいが、こうした要請モノも何時まで続ける事が出来るのだろうか。

そのまま当て嵌まる訳ではないが一般の場合、魅力の無い銘柄のコストをゼロにしてくれたところで一向に食指が動かなのが普通だが・・


投資尺度

本日も貴金属や石油製品等、高い物ほど更に高い展開。

当然ながら先月少し触れた取引員株も高く、最近は企業規模や業績云々というより単純に上昇率等における出遅れ感のみで寄付きから急騰する展開となっている。

思うに株式市場活況同様に商品市場が沸く場面が過去あったものの、そうした時の証券株同様の息の長さが今迄取引員株に感じられなかった事が不信感の裏返しであったようにも感じる。

そう考えると昨今の動きは余程物色対象が枯渇してきたか、漸くそうした部分を正当に判断して貰えるようになった証とも取れるがさて何れが本当であろうか?


ETF=手段

ETF熱で何かと話題のAMEXであるが、本日ヴィクトリア・ベイ・アセット・マネジメントを設定会社とする原油ETFが上場の運びとなった。

公募はマーカンタイル期近と同様に設定されるらしいが、貴金属のそれに見られるべくフューチャーを手掛ける連中とは期間的な物で客層の相違がある。

この辺をどう読むかであるが何れにしても新たに取り込むという意味で、貴金属も含め先物への今後の影響がどの程度出て来るのか関心を持って見ておくべきだろう。