世界最弱通貨?
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本日の日経紙総合面には「円、「最弱」トルコに見劣り」と題し、様々な通貨に対する円の総合的な実力を示す「実質実効為替レート」が変動相場制移行後の安値を更新した旨が出ていた。一部異論が出ているものの元ゴールドマンサックスの為替チーフストラテジストであった米ブルッキングス研究所シニアフェローは「日本円がトルコリラを下回り世界最弱通貨になった」と投稿しているにも話題になっているという。
これと並んでもっとざっくりしたモノに「ビッグマック指数」があるが、当欄では2月に「指数に見る日本の位置」と題し今年の日本のそれは下から数えた方が早い48位に沈みウクライナにも及ばない状況というのを書いている。ウクライナにトルコとかつては比較対象の俎上にもあがらなかった向きが今や見上げた上に位置するという始末だ。
ところで冒頭のトルコといえば自国の通貨防衛のために各国中銀が金準備を積み増す中でこれら外貨準備を減らしていることが報じられているが、曲がりなりにもそれが奏功し実質実効為替レートは上昇し日本のそれとは明暗を分けている。片や日本は商いの薄い時を狙って対処療法的な為替介入しか打つ手が無くなってしまっているが、さて来月の利上げはどうなるのか日銀の判断とやらに注目したい。