解散総選挙テーマ
本日の日経平均は小幅ながら3日続伸となったが、昨日は10月に総選挙実施の観測が浮上しその解散風の追い風から2年1ヵ月ぶりの高値まで大幅続伸し、東証一部の時価総額もこれまでの過去最高であった2015年8月10日を抜いて過去最高を更新と景色が一変である。
衆院解散の観測が背景にあるだけに昨日の値上がり率ランキングも関連銘柄が席巻しており、封筒を手掛ける二部のイムラ封筒は本日も2日連続のストップ高と破竹の勢い。同様に選挙機材のムサシもザラバで前週末比18%高と約11年ぶりの高値まで急騰する場面があり、同じく18%高となったものに幼児活動研究会もあった。
こんな保育関連株物色の背景には、政府が消費税収の使途を幼児教育無償化等に広げるとの期待があるワケだが、一方では鳴り物入りで登場したプレ金等には早くも見直し論が浮上している。そうなるとキッズウィークもどうなる事やらという感もあるが、それは兎も角も目先では18年度予算の概算要求関連等にも矛先が向く展開が暫く続く事になるか。