東穀取の役員や会員メンバーが欧州訪問し、先物業界関係者と交流して来た旨の記事を時事で見たが、歩みの遅いアジアマーケットでも一応関心は持って頂いている模様だ。
中の一文に「海外業者は、流動性があり、独自の動きをする商品に着目」とも謳ってあったが、実際のところは特異な体質を持つ取引所に関心があるのではないかとも思う。
この辺は数年前にパラジウムを絡めてコメントした事があったがまだまだ日本の市場は?特異?、外人勢は別なところで着目している。
石油製品の高騰が依然として目立つTOCOMであるが、本日はゴムも全限一代の高値更新とその勢いが凄まじい。
教科書通りの絵に描いたような逆鞘出世だが、毎度ながら商品は鞘が作らせる売込み型になると嵌ってしまうパターンが多い。
株式の場合同じ売り込みでもオルタナティブ系の運用残が勘違いされて、踏み上げが起こらない踏み上げ期待などされてしまう事もしばしばあるがその点、商品は判別がつき易い分より親切ともいえるか。
今年からザラバに移行した東京ゴムのボリュームが好調の旨を時事の記事で見かけたが、今後は更に石油製品よろしくEFP等の制度も視野に入れてゆくとの事である。
成功した前例は積極的に取り入れて行こうというところだろうが、それでも期近のリクイディティーの部分は思うようには運んでいないようだ。
こうした点ひとつ取ってもオプション対象をどう考えるかという部分まで繋がって来るのだがさて関係各位の行動を見てみる事としよう。
時事によればCBOTホールディングス(シカゴ商取の持株会社)を巡って事業提携・合併の話が他社より提示されているらしい。
同社は既にIPO作業を進めている最中だが、相手の有力候補としてはCMEという噂があり、そのCMEは昨日経済指標デリバティブオークション分野においてG・S(ゴールドマンサックス)と提携すると発表したばかり。
上記の件含めキレイに繋がる思惑だが、こうした動きが国内取引所にも出て来るともっと展開が違って来ると思うのだが。
さて既にカウボーイが双方で触れているようにエイチ・エス証券がオリエント貿易株式を取得し子会社化した。
これに関しては先のライブドアによるニッポン放送買収劇をオーバーラップさせ、早速「ホントに欲しいのどの会社?」との声も聞こえてきそうだが、それはそれとして金融コングロマリット化の絵を何処も描こうとしているのは事実。
先の日商岩井Fの件にしても先ずは?取りあえず?なのである。あとはコストとの兼ね合いでいろいろと・・。