109ページ目   商品先物

再編

連日活況が続く商品市況だが、今日はソフト物でもアラビカに大きく遅れを取っていた粗糖がストップ高と花火を打ち上げた。

さて粗糖と言えば本日パールエースが保有する塩水港精糖の約半数を三菱商事に売却する旨の発表をしていたが、これでマルハは砂糖事業から撤退する事になる。

以前は双日も粗糖市場で注目された時期があるものの、これが途中で消えパールの動向が注目されるところだが有力事業部が先物市場において鎮火してしまうのは背景に色々あれど何となく寂しい。

異市場合成

WTIは6日続伸、55ドル台を舐めに行き過去最高値に迫る勢いとなっている。TOCOMの活況はもう周知の通りだが昨年登場した時に当欄で触れた事のある「石油ワラント」もなかなかのパフォ−マンスとなっている。5月満期の2回モノは2週間で約2倍化を達成しており、なお上昇途上にある。

TOCOMのアウトライトが怖いという向きでも、こうしたモノと組み合わせれば変則的な合成先物に似た物が組成でき、軟派ながらリスクを低減出来るポジション構築も可能となる。

TOCOMが石油オプション創設にモタモタしている間にこのような物で合成ポジションを考えてみるのも面白いかもしれない。

漸く

本日の時事には同社が主催した商品アナリスト会議におけるTOCOM専務理事の講演が出ていたが、要約は法改正で浄化による利便性向上を謳った物であった。

中でビジネス形態の変貌を挙げていたが、実際プロップやIB等に近い物は既にいろいろなスキームが幾つも構築されている。

他各社判で押したようにコングロマリット論を打出しているが、この辺は逆に何故今迄為されてこなかったのかが不思議と言えば不思議な事の一つである。

クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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