M&A転向
さて本日はジャレコがイーシステムの買収を大幅な株価変動から見送るとの発表があった。
同社もゲームからM&A展開を積極化させていったパターンだが、業界絡みでは数度採り上げているアエリアも広義でこのパターン。
業務提携先の商品取引員の買い増しをつい最近発表しているが、その後も年初来高値を更新し続ける同取引員株はなにかと思惑である。
斯様に上場している取引員についてはさまざまな話が舞い込んで来るが、今年は幾つ具現化するであろうか。
さて本日はジャレコがイーシステムの買収を大幅な株価変動から見送るとの発表があった。
同社もゲームからM&A展開を積極化させていったパターンだが、業界絡みでは数度採り上げているアエリアも広義でこのパターン。
業務提携先の商品取引員の買い増しをつい最近発表しているが、その後も年初来高値を更新し続ける同取引員株はなにかと思惑である。
斯様に上場している取引員についてはさまざまな話が舞い込んで来るが、今年は幾つ具現化するであろうか。
上場廃止が確実視されるとの報道を尻目になお2日続伸となっているライブドアであるが、これらも後押しし日経平均は急反発、2/16以来の16,000円台大台を回復している。
過日のニューヨークタイムズ紙ではデイトレーダーが日本株を牽引している旨の記事があったが、このデイトレーダー勢も含まれるのか否か過日、東証社長が残存ライブドアの株主を投資家という名前の投機家ではないかとの発言でまたも関係者の失笑を買っていた。
この辺は論議すれば尽きないが表面上は時間的な差異でありその他の部分は結果的に可変、結局同等ではないかとも思うが。
昨日は「〜どうも立会いを遅くしてから別な「取り方」に方向が向かってしまっているようだが〜」とコメントした東証であるが、売買システム増強に合わせて遅くとも5月中に30分短縮措置の解除をすると発表していた。
あれ以来巷では「魔の30分」とか揶揄されていたが、本日漸く重い腰を上げた感じで随分と時間の掛かったものだ。
当時であればまだケチの付いていない?大証を同時刻にずらす事によって魔の30分を埋める暫定措置も取れただろうに、領域の都合からか連携すら出来ない部分はやはり少しおかしいだろう。
発展途上をまたも露呈だが今度は何が出てくるやら・・
昨年いろいろ物議を醸し出したジィコム問題の基金「証券市場基盤整備委員会」は燻り出された?証券会社50社から計209億円の拠出があったとの報道。
投資家の信頼確保や証券市場の活性化を図るために活用とされるが、具体的にはどう活用されるのであろうか。
このうち半分以上がUBS証券の拠出分となっているが流石気前がよい、UBSといえば昨日銀行の決算があったが昨年の新規預かり資産の純増額は約13兆5,000億円と前年比で80%増と急拡大である。
ロケーションは兎も角、コモディティーがもたらした過剰流動性の部分も可也あると思われる。
本日の株式全市場で値上がり率トップはストップ高したライブドアオートであったが、ライブドアとの提携解消を囃したもの。
今日もまたダイナシティやMEXが提携解消協議との報が出ていたが、これに限らずその他関連も同様の思惑で戻り急である。
何処までこの動きが続くかはさて置き、今回の事件関連では企業会計基準委員会が投資事業組合の会計基準見直しに触れている。
規制強化の一環だが使いようによっては至極便利なモノだっただけに、これを介在させている企業は対策を迫られる事必至、良くも悪くもあらゆる部分に見直しの機会を提供している事件である。