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一頃の構図

さて昨日の続きになるが本日も商品取引員各社はしっかり、ひまわりなんぞは急騰し新興系の値上がり率上位にランキングされている。

まあここもトレイダーズよろしく直近で分割発表した組なのだが、ここ一年で株価はかなり化けた方だろう。

加えて両社は業務提携を発表しているが、今後IPOその他アイテムをいろいろと出し易い環境になったという見方も出来る。

第一次IT相場時の系図をふと思い出す向きも居るだろう。


エクイティー考

本日は4営業日ぶりに反落となった日経平均だが、そんな中を上場商品取引員の株価は年初来高値更新組もあり、時事あたりでは好業績を反映と出ていた。

上場後数年が経過し取引員各社夫々のカラーも随分とハッキリして来たわけで、人の繋がりとか水面下の動き等々未だ未成熟なだけに噂レベルでも色々と面白い話を聞く。

ファイナンスという部分で実力を考察すると、表面の顔とまた違ったランキングとなり実勢レベルもまた変わって見えてきそうなものである。


大株主

増配期待からこのところ証券系がしっかりの動きだが、その一角大和証券Gがあのニッセンと証券仲介行で提携との報道が為されていた。

いろいろ人的な繋がりを感じるが、もうひとつ業界絡みでは同社がアストマックスの第三位株主に納まったようである。

結局グローバリーの持ち株の大半が移動したような格好であるが、これまた企業間の繋がりを感じる今日この頃。

そういえばこのアストマックス、予定であった上場時期は既に過ぎてしまっているが今後の動向に注目したい。


環境の運

業界モノでは本日晴れてKOBE証券が大証ヘラクレスに上場を果たした。

公開価格からは1.8%高と控えめな初値形成からあと売り物となったが、この手では約一年前にトレイダーズが上場した経緯がある。

こちらもヘラクレスながら当時は公開の倍以上の買気配で終了した事が思い出されるが、まあ公募詳細の相違もあるが結構こういったところにも未だライブドア後遺症からリスクマネーが活躍し辛い環境が続いているのかもしれない。

さてKOBE証券といえば未だオプションのハードルが高かった頃、逸早くそれを身近な物へとしてくれた印象が強く、今後様々な方面でも期待したいところ。


王道

ロイターによれば産金世界最大手の米ニューモント・マイニングは、2005年第四四半期の純利益が前年同期比から減少したとの事である。

金相場の上昇にもかかわらず諸般の事情からだろうがなかなか難しい限りであるが、一方の我等が別子こと住友鉱山は2006年3月期通期連結業績予想を大幅増額修正している。

こちらの場合、非鉄や為替も大いに影響しているのだが株価の方も商品に劣らず依然としてボラタイルな動き、最近では商品よろしく日計りする向きも多いと聞くが未だ未だ資源系は冷める気配が無い。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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