高級品の大衆化

さて、たまたま立ち寄ったコンビニで「俺のスイーツ」なる物を見掛けたが、どれもビックポーション仕様で男性視点満載な商品のイメージを受けた。冠に「俺の」が付いていることであの立ち食いの俺のシリーズのレストランとのコラボかとも思ったが、こちらはサンクスでどうやらこれは別モノのよう。

むしろコチラの方がこの名を使い始めたのが早かったワケだが、相乗効果がありや否やこちらもヒット商品になっているという。ところで上記のファミマといえば先月末に販売を予定していたフォアグラを添えたハンバーグ弁当の発売を、フォアグラの飼育は残酷との抗議意見があった事で中止発表をしたのを思い出した。

三大珍味の一つであるフォアグラ、気になるのはそのカロリーくらいだが確かにその飼育過程を見てしまうと一寸複雑な思いにもなるが、それにしても数十名の抗議で販売中止までになるとは一寸意外でもある。しかしココは斯様にやめてしまったが、最近はヤケにフォアグラの登場頻度が彼方此方で上がっている気がする。

仕入れノウハウの寄与はあったとしてもなかなか採算に乗せるのは難しいだろうが、景気回復の波で人寄せパンダ的効果が高いのだろう。景気回復による高級品の大衆化が何処まで進むのかこの辺も非常に興味深いところ。


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