45年ぶり積雪
先週末は前々から警報が出ていた通りで、南海上を急速に発達しながら進んだ低気圧の影響で関東甲信を中心に記録的な大雪に見舞われた。もう雪を踏む感触もとうに忘れていたが都心では30センチ近くの積雪を観測、25センチを越えるのは1969年以来、実に45年ぶりだというから可也のものであったのは間違いない。
この影響で事故も多発したが、野菜なども入荷が減り週明けは卸価格が積雪前より3割も上昇しており店頭でもこれを受けた値上がりが広がっている。今は無き横浜商取が手掛けた野菜先物は不発に終ってしまったが、違う形でもリスクヘッジになるような金融商品の上場など商機になるのではないか?
商機といえば近隣のお店などでもミニタオルや使い捨てカイロを置いたりしているところが一部あったが、この辺のニーズを心得てこうした天候有事にも機動的対応が出来ているところはやはり顧客を掴んでいるし感じもよい。
しかし45年ぶりといえばまさに歴史的だが、最近は数十年ぶりという現象が多い。昨年の金融・証券市場でも日経平均はその年間上昇率が41年ぶりを記録しているし、為替も円が対ドルで34年ぶりの下落率となった。天候ともども大きなうねりの頻度が増してきている昨今個人も機動的対応が要求される。