酉騒ぐ

皆様あけましておめでとうございます

昨年は申年で騒ぐの相場格言通りまさかの番狂わせが相次ぐなどまさにその通りとなったが、今年は酉。戦後の東証年間騰落率は平均で15%の上昇、干支別では5番目となっており平均以上の上昇が期待できるとはいうものの、兜町の相場格言では昨年の申と共に「騒ぐ」年とされており番狂わせの乱高下は継続される気配も濃厚か。

という事で本年最初の取引となる大発会は海外株高や円安を映して4営業日ぶりに急反発となったが、年末の大納会で帳入れした株価は乱高下の末に5年連続の上昇、年末株価としては96年以来20年ぶりの高さとなった。ちなみに5年連続の上昇は1978〜1989年の12年連続以来となり、バブル後の相場では最長記録となる。

また東証一部の時価総額は前年比で14兆円減ったとはいえ571兆円と過去3番目の高水準となっており、個別では独自の事業モデルと攻めの経営で稼ぐソフトバンクの増加額がやはり目立った。一方で昨年の大発会は東芝問題発覚を取り上げたが、今年の大発会もまだ東芝が物議を醸すスタートとなるなど今年もコーポレートガバナンスに絡むこの辺は注目されようか。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます


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