ホスピタリティー
本日の日経社会面にはANAプレミアムクラスの宣伝広告が不当表示であったとして、公取委から排除命令が出されていたとの件があったが、ANAといえば先週は国際線のサーチャージを10月発券分から値上げすると発表し、これに続いてJALも同様に10月値上げと追随発表している。
このサーチャージを巡っても今回の件ではないが説明不足等々から消費者とのトラブルが俄かに騒がれた時期があったが、確かに一般論として解り易い仕組みにはなっていないのは事実か。
そうして点で優秀だなと思うのはやはりというかあのシンガポール航空、同社はこういった部分のディスクロもしっかりしているし高級路線な上にサーチャージも日系に比べて総じて安いとくれば人気ランキングを更に後押しするのも頷ける。
しかも日系より売上高は少ないながら営業利益率は遥かに高い事からこうした部分も日系にとっては研究対象になっているようだが、税金や労組やらの問題も絡みそう簡単ではあるまい。
先の航空会社はまた小泉首相が贔屓の赤坂有名割烹と共同企画でファーストクラスの機内食を提供とかだが、ラウンジしかりファーストクラスしかりでどうしても一歩及ばずという感があるのはさながら昨今のホテル戦争にも似た物がある。