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バレンタインも国際標準を

さて明日は恒例のバレンタインデー。だいだい何時も年明け1月くらいからこれに関する意識調査の結果などが出てくるが、先に日経産業地域研究所が1,000人を対象に調べたところでは予算平均は本命が最も高く、次いで自分用、一番下は当然ながら義理モノという結果になっていた。斯様に今年は「本命チョコ」に原点回帰、景況感改善から百貨店では何処も女性の懐に訴える構成になっている。

なるほど今年は「コンパーテス」の爆弾?を1つだけ隠したデンジャーローズや、付属のスコップやブラシで砂チョコから骨?を掘り起こす「ジュラシック」などユニークな定番モノに加えて、ラトビアの「エルミス・グスタフス」の単価が2万円に迫る物を始め、「カカオ・サンパカ」や「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」等の単価が1万円を越えるような物も相次いでで投入されているのが目立った。

上記の「カカオ・サンパカ」など既にリーマンショック後に鳴り物入りで丸の内に登場しているが、今年のような大柄なパンプスデザインに金箔を貼り付けたバブリーな商品はこれまで見たこともなく、同じ商品でも一部アクセサリーを変えたりの限定色を打ち出すなど各社熱が入っている。

斯様にこんな光景からも景気回復熱が実に簡単に感じられるが、本来バレンタインデーとは男女互いに気持ちを贈り合うもの。高品質なチョコは世界中から集まるものの、女性が一方通行で贈ったり、それのお返しのホワイトデーなるものが設けられたりと日本は今だに諸外国からは奇異の目で見られているワケで、いつの日かこの辺がスマートにこなせるようなイベントに変わって欲しいものだ。


45年ぶり積雪

先週末は前々から警報が出ていた通りで、南海上を急速に発達しながら進んだ低気圧の影響で関東甲信を中心に記録的な大雪に見舞われた。もう雪を踏む感触もとうに忘れていたが都心では30センチ近くの積雪を観測、25センチを越えるのは1969年以来、実に45年ぶりだというから可也のものであったのは間違いない。

この影響で事故も多発したが、野菜なども入荷が減り週明けは卸価格が積雪前より3割も上昇しており店頭でもこれを受けた値上がりが広がっている。今は無き横浜商取が手掛けた野菜先物は不発に終ってしまったが、違う形でもリスクヘッジになるような金融商品の上場など商機になるのではないか?

商機といえば近隣のお店などでもミニタオルや使い捨てカイロを置いたりしているところが一部あったが、この辺のニーズを心得てこうした天候有事にも機動的対応が出来ているところはやはり顧客を掴んでいるし感じもよい。

しかし45年ぶりといえばまさに歴史的だが、最近は数十年ぶりという現象が多い。昨年の金融・証券市場でも日経平均はその年間上昇率が41年ぶりを記録しているし、為替も円が対ドルで34年ぶりの下落率となった。天候ともども大きなうねりの頻度が増してきている昨今個人も機動的対応が要求される。


高級品の大衆化

さて、たまたま立ち寄ったコンビニで「俺のスイーツ」なる物を見掛けたが、どれもビックポーション仕様で男性視点満載な商品のイメージを受けた。冠に「俺の」が付いていることであの立ち食いの俺のシリーズのレストランとのコラボかとも思ったが、こちらはサンクスでどうやらこれは別モノのよう。

むしろコチラの方がこの名を使い始めたのが早かったワケだが、相乗効果がありや否やこちらもヒット商品になっているという。ところで上記のファミマといえば先月末に販売を予定していたフォアグラを添えたハンバーグ弁当の発売を、フォアグラの飼育は残酷との抗議意見があった事で中止発表をしたのを思い出した。

三大珍味の一つであるフォアグラ、気になるのはそのカロリーくらいだが確かにその飼育過程を見てしまうと一寸複雑な思いにもなるが、それにしても数十名の抗議で販売中止までになるとは一寸意外でもある。しかしココは斯様にやめてしまったが、最近はヤケにフォアグラの登場頻度が彼方此方で上がっている気がする。

仕入れノウハウの寄与はあったとしてもなかなか採算に乗せるのは難しいだろうが、景気回復の波で人寄せパンダ的効果が高いのだろう。景気回復による高級品の大衆化が何処まで進むのかこの辺も非常に興味深いところ。


水合わず

本日の日経紙真相深層には「三越+伊勢丹 大阪の誤算」として三越伊勢丹HDが大阪の百貨店事業から事実上撤退するさまが書かれていた。この辺は先に同社はJR西日本と共同運営する百貨店、JR大阪三越伊勢丹の面積を5万平方メートルから6割減らすと発表している通りで、鳴り物入りの乗り込みも3年足らずで幕を下ろすこととなった。

競合店に入居している有力ブランド誘致が美味くかみ合わなかったのが主因ともいわれているが、この辺は東証大証統合前の重複上場構図にも似ているか。他、幅広い層を手厚くカバーする戦略が中途半端感を際立たせたという見解に加え首都圏で近年よく見られるブランド縦割り撤廃構成も西では水が合わなかったようだ。

ともあれ昨年の全国百貨店売上高は全店ベースで一昨年比1.2%増と実に16年ぶりにプラスに転じたという。上記のJR大阪三越伊勢丹にとって大きなネックとなった阪急うめだ本店を含めた阪急などの売り上げの伸びが顕著だった模様だが、アベノミクスに乗じた高額消費が牽引したのは想像に難くない。となれば大納会をピークに大幅下落が続く日経平均がこの辺に影響してくるのかどうか、引続き推移を見守りたいところ。


逃避した資金

週明けの本日も連鎖的な世界株安の流れから日経平均は大幅に3日続落となった。一目均衡表やら移動平均線やらと次々とテクニカル指標を持ち出して下値メドを測るコメントが彼方此方で見られるが、下げが下げを呼ぶスパイラルな動きで順次追証回避の処分売りが誘発されるわけでこの辺はあまり事前に測るのも意味がないだろう。

新興国景気の先行き不安からこうして株式市場も調整色が一段と強まったワケだが、一方ではこんな不安を背景に金市場に逃避した資金が流入しているとの観測も出ている。先週末の日経紙にも、金市場に逃避資金と題して当面の先安感は薄らいでおり投資家の多くは米財政・金融政策や地金需要の行方に注目している旨の事が出ていた。

この地金といえば本邦では田中貴金属が先に発表したところによると、昨年の販売量は前年比63%増の37.3トンに増加し、また買い取り量は23%増の35トンと9年ぶりに販売が買い取り量を上回る事となった。円建て事情や消費税率引上げという特殊事情も背景にはあろうが、本格的な資金逃避下では金へシフト等と悠長な動きも絶たれ一緒くたに外す動きになるのが普通でそう考えると今は未だ余裕がある段階ともいえるのか。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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