375ページ目   雑記

ドッグドック

一寸知人の付き合いで六本木の東京ミッドタウンにペット絡みで行ったのだが、いやはや昨今の待遇はもはや人間とほぼ同レベルまで来ているのに改めて驚き。

皮質や毛質に応じてシャンプーからセレクトするカットは犬種によっては銀座のママが行くサロンと同等の料金だし何とエクステまである始末、岩塩浴やら温泉浴のスパありまたヘルスケアもドックから歯石取りまで完璧、まあオーナーは満足だろうが当のワンちゃん達はどう感じているのだろうか?

ところでペットといえば先週末にはフィナンシャルタイムズ紙で、韓国ソウル大の研究者らが米国の女性から5万ドルでペット犬のクローン創りを受注したと報じていたが、研究目的ではなく事業としては世界初とか。

思わず数年前のシュワツェネッガー氏演じる「6d」で出てくるリペット?だったかのワンシーンが頭に浮かんだが、とうとうこれが普通のものになってゆくのか?という感じだが、倫理と欲望に個人観の問題はあれ個人的には溺愛したペットでもリペットはしないなという知人と同様の結論になった。


上手い!

海外市場は休場ながら日経平均は続伸、カタール系のマネーが欧米金融機関の株式取得の計画がある事や韓国系がメリルに出資する等の話が出ており、米モノライン問題も大詰めに来たとの期待感も一部に出ている模様だ。

それにしても先週末でもUBSが前年同期の黒字から一転四半期ベースで米シティを上回る最大規模の赤字幅を計上する等サプライズな発表がまだ出ているが、業績は兎も角このUBSといえば最近気になったのがホームのイルミネーション?広告。

中吊りやホームの広告はコピーもデザインもこれといって目を引く物がなく殆ど関心が無かったのだが、これは急いでいるにも拘わらず思わず立ち止まってしまった。

単純な構成ながら欧州で見る広告も同グループのそれは他とは一寸違うなと改めて思い出されたが、そういえば六本木で現代美術コレクションもやっている模様、勿論アートも重要な戦略として他と繋がっているのは当然ということになろうか。


購入リスク?

最近ワーナー・ブラザーズがHD陣営からの離脱表明したのに続き、今度はメインマーケットからウォルマート・ストアーズもブルーレイ・ディスク支持を表明しこれを受けてか東芝は撤退表明、遂にここ数年続いていたブルーレイ・ディスクとHD-DVDの規格争いが終結の見通しとなった模様だ。

この手のフォーマット戦争では「VHSとベータ」が昔あったが、技術的な詳細はよく解らないものの業界人に言わせれば容量の劣勢ともともとの陣営の獲得と取り込みからして孤立していたとか、しかし前回は仲良く?ベータで負けたが今回は両者明暗を分けたというところか。

さてこの撤退損失が幾らになるかは兎も角、不採算事業からの早期撤退は株主利益にも貢献するとの前向きな捉え方からか、週明けの東芝株価はボンヤリ寄った後はスルスルと値を伸ばし大幅続伸で引けたわけだが、株主の一方では既に購入した消費者の存在もあり敗戦処理は始まったばかりか。


BlueRose

一寸頼まれ事でキリンがやっているあのFLOREALへいったのだが、そういえば最近サントリーが青い薔薇を来年から国内で一般販売すると最近大手紙で見かけたのを思い出した。

青といえばサントリーは先に今の時期によく見かけるムーンダストなるカーネーションの販売を確か10年ほど前から販売していたような気がするが、言葉ではよく不可能を意味するブルーローズさえも可能になったという事か。

ところでこの薔薇、以前に複数の方から鮮やかな七色に花弁が輝いたモノを頂いた事があったが最初のインパクトは強いものの、こんな物を吸わされてと思うと何やら可哀想に思えたものだが、今回のはパンジーの青色色素作成の遺伝子を組み込んだものとか。

しかし何れにしても人の無い物強請りは尽きる事がない。


ダボス会議

本年もスイスのリゾート地ダボスで行われていた世界経済フォーラム、所謂ダボス会議が昨日閉幕となったが今年はジョージソロス氏が「世界はドルを買い増すことには消極的」とドルの国際通貨時代の終焉をにおわす一幕や、SWF等も当然ながらその存在感を増し詳細には賛否両論あった模様だ。

まあ、昨今の増資支援は政府系ファンドという名の下に単に高利で預け直しした格好でオイルマネーの脅威を警戒するのは解らないわけでも無いが、その容認と弱体化との天秤は未だ続くだろう。

ところでこの会議、4万ドル近くの参加費を払ってビジネスジェットのチャーターで華麗に登場する向きも多く、ある程度のステージに居る倶楽部のような雰囲気が昔は個別株の煽りにも使われた経緯まであり一部非難されているが、近年は著名な女優やミュージシャン等セレブ系も登場する場面があり別な部分で幅広い人脈創りに一役買っているとか。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

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