413ページ目   雑記

万国共通

本日は毎年恒例のハロウィーン、この行事キリスト教でいうところの万聖節の前夜祭というわけだがこの期になると娯楽施設始めとしてのイベントやら街中のレストランメニューからフラワーショップまで趣向を凝らした今年の?モデル?がズラリと並ぶ。

アイルランドの知人は蕪なのだが一般には南瓜に灯を燈したりするわけで、この辺がお盆の迎え火や送り火と重なる部分もあり魂が蘇るとの意からも通じるところありで日本人には比較的馴染み易いのかもしれない。

夏のお盆の時期には涼?の効果もあってかよくお化けモノが取り沙汰されるが、FOX等はこの時期が所謂お化けモノの季節で番組構成もそうしたモノに傾斜して来ており、季節感一つ取ってもお国柄が各々反映され面白い部分がある。


旬の崩壊

ランチタイムには街中のレストランでも彼方此方「戻りガツオ」の文字がメニューに挙がるようになったがこの戻りガツオ、漁場の水温が例年より一度ほど高くなった影響でカツオの南下が遅れ今年は大遅刻という事である。

海産物関係では他にも熊本県沖の有明海での養殖海苔の種付けが海水温が下がらなかった影響で解禁が遅れ、これまでで最も遅い種付けスタートとなったとの報道があった。

今年は街を歩いていても彼方此方でいまだに紫陽花が咲いているのを見掛けるし、百貨店でも旬がずれ込んでいるようなものが少しずつ増えて来ているようにも思える今日此の頃、海外でも先週米エネルギー省が地球温暖化による気象の影響でエネルギーの供給困難の脅威が増すと警告しているし、ここからまだ幾つもの脅威論が出て来るのは必至の情勢か。


線引きの拡大

本日は万国郵便連合記念日らしいが郵便といえば、本日の閣議後の会見にて渡辺金融担当相は日本郵政グループのゆうちょ銀行のシステムに関して苦言を呈していた。

こうしたシステム系に関しては、金融系では2005年からこの手のトラブルが多発し業務改善命令後も再発防止策不十分として再度の改善命令を出された某ネット証券が記憶に新しいが、先に書いたコンプラ関係も整備途上ともいえる中監督庁の姿勢が注目されるところ。

さて金融機関といえば金商法施行間もないが販売系に関しては何処もピリピリしている感じで折角の優良顧客離れが早くも出ている部分も散見されるが、一部過剰保護の対象であるなら逆の見方で医療機関やらもそのうちに規制の対象になって来るのであろうか。


満足度の変化はあるか?

今週始めの日経紙だけ見ても社名変更やら合併やらで各企業の全面広告のお知らせが目立っていたが、百貨店系もしかりで先の大丸・松坂屋に続いて今週は阪急・阪神が統合スタートを切った。

ところでgooリサーチが調査した百貨店の評価項目別で各部の上位に目立ったのは高島屋・伊勢丹・そして上記の阪急あたり、或る程度のカラーを持つ伊勢丹を除いてはそつなくバランスを取っている所謂優等生タイプが並んだ感じだが、未だ拘る向きは立地が近ければ項目別にその強みの店へというパターンが普通だろうか。

打ち出してゆくカラーはカネを落とす顧客層との天秤だが、これら大手に準ずるところも続々と新規やリニューアルを精力的にこなしており今後の方向性、勢力図の行方には注目である。


JPその二

何処もオレンジ色の看板に変った郵便局には、記念切手を求める向きや政府保証から外れる記念貯金をする向きも見られたが「国民負担」とした昨日の続きを少々。

さて銀行といえば暴利ともいえる手数料があるが、今後は印紙税が必要となる為に3万円以上でもいきなり倍化へ、それ以下では率で言ったら更に引き上げ、酷いのは定額小為替で一枚10円の発行手数料が今後は100円と10倍の引き上げに至っては随分と思い切って便乗したもので、以前当欄でも触れた欧州ブランド等の便乗とも取れる値上げが大変かわいいものに見えて来る。

これらは一部の大手紙で漸く少し触れているのも散見されたが、当の郵政公社が仰々しく「たいせつなお知らせです」と題して先に各戸に配った冊子小包にはこれらの説明は一切無し、まあそうそう体質というものは変らないのか。


クラウディア

大学卒業後、大手取引員法人部から大手証券事業法人部まで渡り歩き、その後に投資助言関連会社も設立運営。複数の筋にもネットワークを持ち表も裏も間近に見てきた経験で、証券から商品その他までジャンルを問わない助言業務に携わり今に至る。

カテゴリー

アーカイブ

2025

9

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30